ラグビーボールの特徴・選び方【5号球/4号球/3号球】
中学校や高等学校の授業で、あるいは部活動で、ラグビーに触れる機会も増えてきたのではないでしょうか。ボールひとつあれば気軽に始められるのが、ラグビーの良いところですよね。
今回は、そんなラグビーで使用するボールについて、サイズの違い(円周や直径、重さ)、素材、そしてどんな人が使うのか(小学生・中学生・高校生・大学生・プロなど)といった点を、簡単にご紹介していきます。
ラグビーボールの製造メーカー
ラグビーボールは、主に以下のメーカーが製造しています。
- ギルバート: プロの試合やワールドカップでも使用される、信頼性の高いメーカーです。「ボールはギルバートを選んでおけば間違いない」と言っても過言ではありません。
- カンタベリー: ラグビーウェアでも有名なメーカーですね。ボールも品質の高さに定評があります。
- セプター: 日本のメーカーで、長年にわたりラグビーボールを作り続けています。
- モルテン: 日本ラグビーフットボール協会認定球を多く製造しています。アディダスブランドのラグビーボールは、実はモルテンが製造しているんですよ。特にこだわりがなければ、モルテン製品を選んでおくと良いでしょう。
- アディダス: スポーティーなデザインが魅力ですが、製造はモルテンです。
- ミカサ: 小さなお子さんでも扱いやすい、柔らかい素材のボールが多いのが特徴です
ラグビーボールの特徴
ラグビーボールの最大の特徴は、やはりその独特な形、楕円形に近い形状をしていることでしょう。この形のため、地面にバウンドした際にどこへ転がるか予測しにくい、という性質を持っています。
また、ラグビーボールは、投げる、蹴る、抱えて走るといった様々な使い方をされるため、耐久性も求められます。
サイズごとの違い
ラグビーボールには、主に以下の3つのサイズがあります。中学校以上は、プロの選手まで5号球を使用します。
5号球
周囲サイズ:縦74~77cm 横58~62cm
直径:28~30cm
重量:410~460g
対象者:一般・大学・高校・中学生
5号球でよく使われるボール
中学生からプロまでが使用する5号球は、本格的な試合や練習に適したものが多く、主にギルバート社製のボールが選ばれています。学校や部活動で使うなら、耐久性も考慮して選ぶと良いでしょう。
4号球
周囲サイズ:縦68.5~70.5cm 横51~53cm
直径:27~29cm
重量:380~400g
対象者:小学校高学年
4号球でよく使われるボール
4号球は、主に小学校高学年から中学生が授業や部活動で使用します。このサイズでは、丈夫でお手頃な価格のモルテンやミカサといったメーカーの製品が主流です。授業でたくさん使うことを考えると、価格と耐久性のバランスが重要になってきますね。
3号球
周囲サイズ:縦66~68cm 横48.5~50.5cm
直径:26~28cm
重量:360~380g
対象者:小学校低学年以下
ラグビーボールの保管・メンテナンス
ラグビーボールを長く使うためには、日頃の保管とメンテナンスが大切です。特に注意していただきたいのは、空気の入れすぎです。入れすぎてしまうと、ボールが変形して元に戻らなくなることがあります。特にトップレベルのボールほど、空気圧の調整は慎重に行いましょう。
普段は少し空気を抜いた状態で保管しても構いませんが、完全に空気を抜いてしまうと、ボールの内部に負担がかかることがあります。適度な空気圧を保って保管するのがおすすめです。
ページ作成:東洋体機株式会社
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