鉄棒初心者向けの逆上がり補助器具の種類と特徴
この記事では、鉄棒運動のワザのひとつである『逆上がり』をしやすくするための補助器具を紹介します。
逆上がりは独特のコツが必要なため、最初のハードルが高い運動のひとつです。そのため、「できる子はできるしできない子はできない」と言われることもあります。
しかし、できるようになった子供にとっては大きな自信になり、その後の運動や体育への取り組み方にいい影響がでるものです。
逆上がりと鉄棒補助具
逆上がりは、腕の力だけでなく、全身の筋力やタイミングが重要な運動です。そのため、最初の一歩が踏み出せない子どもも少なくありません。
学校の体育授業では、先生方が丁寧に指導や補助を行いますが、限られた時間の中で多くの子どもたち一人ひとりに寄り添うのは難しいのが現状です。そこで、逆上がり補助器具を効果的に活用することで、子どもたちはより安全に、そして着実に逆上がりのコツを掴むことができるようになります。
回転させやくする鉄棒パッド
鉄棒にぶら下がり、体を回転させるという動作は、ある程度の体力と柔軟性を必要とします。特に、鉄棒に慣れていない初心者にとっては、恐怖心も伴うため、なかなかスムーズに体を回せないことがあります。
そこで開発されたのが、「鉄棒補助パッド」や「鉄棒回転サポーター」と呼ばれる用具です。これらの用具は、鉄棒のバーに巻き付けて使用します。

鉄棒回転サポーターは、体を回転させる際に必要な力を部分的にサポートしてくれるため、より楽に、そして安全に逆上がりの練習に取り組むことができます。また、鉄棒補助パッドは、鉄棒と体が直接触れる部分の衝撃を和らげる効果があり、手のひらや体を保護し、痛みによる練習への抵抗感を減らすことができます。
体を鉄棒に近づけてキープする固定具
少し変わったアプローチとしては、臀部を強制的に鉄棒のバー近くに引き寄せ、その状態をキープするための固定具があります。
これは、鉄棒のバーを中心として、体がどのような感覚で回転するのかを体感するためのトレーニング方法の一つです。この感覚を掴むことで、逆上がりの際の体の持ち上げ方や引きつけのイメージがしやすくなります。
ジャンプ力を補う逆上がり補助器
学校の体育倉庫や運動場で見かけることが多いのが、踏み台のような形状をした「逆上がり補助器」です。これは、助走をつけて踏み切る際のジャンプ力を補助し、体を鉄棒の上に上げやすくするものです。
このタイプの補助具を導入する際には、以下の点に注意すると良いでしょう。
- 板の間隔:基本的に間隔が狭いほうが安全です。ただしコストが上がるので逆上がり補助器の値段も高くなります。
- 素材の違い:逆上がり補助具の素材には、木製や金属製など様々な種類があります。木製は手触りが良く、柔らかい印象がありますが、金属製は丈夫で長持ちすることが特徴です。使用する場所や予算に合わせて、適切な素材を選ぶことが大切です。



また、『逆上がり補助器』は、板部分が消耗してしまうことがあります。そのため、定期的に板部分を取り換えることが必要です。この点にも注意しましょう。
おすすめの逆上がり補助具
当社おすすめの逆上がり補助具は、下記のページで詳しく紹介しています。
今回の記事では、逆上がりをサポートする様々な補助器具についてご紹介しました。これらの器具を上手に活用することで、多くの子どもたちが逆上がりの楽しさを知り、運動能力を高めるきっかけになるはずです。
ページ作成:東洋体機株式会社
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