公開日:2021/05/27

鉄棒の危険個所チェックポイント

多くの人が考えているよりも、鉄棒は怪我の多い遊具です。
使用者のミスや体力不足で怪我につながることもありますが、
遊具の劣化や故障で起こる事故もあります。
ここでは施設側が気を付けておくべきチェックポイント挙げていきます。

鉄棒が錆びていないか

鉄棒はその名の通り大部分が鉄でできています。
鉄は錆て、錆は腐食になり穴が開いたり鉄棒の倒壊に繋がったりもします。
鉄棒の支柱や土台部分が錆びていないか、定期的に確認します。

危険な突起物がないか

鉄棒は支柱と棒をつなぐ部分にボルトが使われていることが一般的なため、腐食や経年劣化、また塗られたペンキの剥離などで危険性が高まることがあります。
ボルトが大きく飛び出ていないか、やせ細って外れそうになっていないかなどチェックしておきます。

支柱との接合部が外れかけている
ボルトが腐食・外れかけている
ボルトが突起物になっている鉄棒
突起物が最小限である鉄棒

周囲が安全かどうか

鉄棒は背中や頭から落ちる可能性がある遊具です。頭からの落下は、顔面や頸椎に重大なケガを負う可能性があります。

鉄棒はグラウンドの端にあるため、溝蓋・花壇の縁・コンクリートが周囲にあることが多いようです。
それらから利用者を保護するクッション材はいくつかのメーカーから出ていますので、周囲の状況によっては導入を検討しましょう。

下記のWEBサイトで鉄棒の落下事故予防対策を公開していますので、合わせてご覧ください。

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ページ作成:東洋体機株式会社

ページ作成者:東洋体機株式会社

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