ブランコおよびブランコ柵設置事例
学校のグラウンド(中庭も同様)にブランコを設置する工事について、その概要を紹介します。
このページで紹介するのは一般的な2連式ブランコで、ブランコ本体と柵をコンクリートで固定するタイプのものです。
ブランコ設置工事について
ブランコ設置の目的
ブランコは小学校低学年から高学年まで幅広い児童が遊べる遊具です。
一人でも遊ぶことができ、ジャングルジムと比較すると落下事故の危険性も大きくはなく、順番待ちや自力での加速、安全な原則など児童が学べることも数多くあります。
ブランコ設置の費用感
この工事で使用したブランコおよび工事いかかった費用概算は下記の通りです。
既存の設備が無い場合は撤去費が不要になり、柵がいらなければ境界柵の本体と設置工事がいらない、など工事は内容によって大きく費用感に差が出ることになります。
- ブランコ本体 スチール製2人用・・・ 約150000円
- 境界柵・・・ 約120000円
- 組立、据え付け工事・・・約100000円
- 基礎工事費・・・約150000円
- 既存施設撤去処分費・・・約100000円
- 諸経費・・・・・約20000円
- 合計 約64万円(税別)
ブランコ設置の施工日数
ブランコの設置は、おおむね1~2日ほどで完了する工事が多いようです。
コンクリートが固まるまでの間、余裕をみて1週間ほどは立ち入り禁止にしておくほうが良いでしょう。
ブランコ設置工事経過写真
あらかじめ計測し、掘って置いた穴に組み立てたブランコ本体と柵を入れ込んで行きます。
ブランコ本体の脚部はコンクリートで固定するため、穴の底を均してその上に脚部の面を設置します。
コンクリートを流し込んだ状態。
コンクリートはグラウンド面よりも5cmほど浅いところまでにとどめておきます。
(上に土をかぶせるため)
境界柵の脚部。置いているマットはセフティバイオクッションという緩衝クッション材です。
こちらも境界柵の脚部です。穴が開いているのは専用の杭で固定するためです。
これは境界柵用の杭です。
本体と比べてブランコの柵のような自重がかかりづらいものは、コンクリートではなく杭内(場合によって少量のコンクリー)で固定することもよくあります。
杭うち途中の写真。
ブランコの修理と新設
ブランコは児童に人気のある遊具です。
その分利用頻度も高く、経年劣化は避けられません。
チェーンの接合部や本体、柵、乗り板などさまざまな個所が劣化していきますので、ときおり確認を行うようにしましょう。
場合によっては修理ではなく撤去後に新たに新品を設置したほうが安価かつ安全になることもあります。
ブランコの状態によっても変わってきますので遊具関連の事業者にご相談ください。
ページ作成:東洋体機株式会社
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