公開日:2022/10/24

バウンドテニスラケットのガットタイプ・推奨強度について

バウンドテニスラケットのガット張替え時における
ガットのタイプと推奨の強度についての案内です。

ガット張り上げ済み状態で販売されていますが、劣化したガットを張り替えたり好みの強度に張りなおしたりする際は下記を参考にしてください。

なお、ここで対象とするのは2022年時点で現行製品となる、下記の7種類となります。

バウンドテニスラケットBOUNDY XC Jr.

バウンドテニスラケットBOUNDY XC Jr.

バウンディジャパン BTR-XCJr

バウンドテニスラケットBOUNDY XC270

バウンドテニスラケットBOUNDY XC270

バウンディジャパン BTR-XC270O オレンジ

バウンドテニスラケットBOUNDY XC270

バウンドテニスラケットBOUNDY XC270

バウンディジャパン BTR-XC270R ローズ

バウンドテニスラケットBOUNDY XC280

バウンドテニスラケットBOUNDY XC280

バウンディジャパン BTR-XC280G グリーン

バウンドテニスラケットBOUND ACE パンサー

バウンドテニスラケットBOUND ACE パンサー

バウンディジャパン BTR-ACE-P

バウンドテニスラケット仲間

バウンドテニスラケット仲間

バウンディジャパン BTR-NAKAMA

バウンドテニスラケットBOUND ACE あそぼう

バウンドテニスラケットBOUND ACE あそぼう

バウンディジャパン BTR-ACE-A

ガットのタイプ

バウンドテニスラケットに特化した専用のガットというのは、残念ながら現在販売されていません。そのため、ガットを張り替える際には、テニス用のガットをご利用いただくことになります。

「テニス用ガットと聞くと、種類がたくさんあってどれを選べばいいのか迷ってしまう…」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。テニス用ガットには、硬式テニス用と軟式テニス用(ソフトテニス用)の2種類があります。どちらのガットもバウンドテニスラケットにお使いいただけますので、ご安心ください。

ちなみに、私たちがこれまでの経験から感じるのは、バウンドテニスをされている方の中で、硬式用ガットを選ばれる方が全体の約7割、軟式用ガットを選ばれる方が約3割と、硬式用ガットを選ばれる方が多い傾向にあるようです。

ガットの推奨強度について

ガットを張る際の強さ、いわゆる「ポンド数」について見ていきましょう。

先ほど挙げた7種類のバウンドテニスラケットの場合、メーカーが推奨しているガットの平均的な強さは40ポンドです。これは、多くの方にとってバランスの取れた打球感を得られる強度だと考えられます。

しかし、ガットの強さは、打球感やコントロール性に大きく影響しますので、ご自身の好みやプレースタイルに合わせて調整することをおすすめします。

好みに合わせた強度の目安

柔らかめの打球感が好みなら:30~40ポンド

ガットを柔らかめに張ることで、ボールがラケットに食い込むような感覚が得られやすくなります。コントロール性を重視したい方や、腕への負担を軽減したい方に適しているかもしれません。

強めの打球感が好みなら:40~50ポンド

ガットを強めに張ることで、ボールをしっかり弾き返すようなシャープな打球感が得られます。パワーのあるショットを打ちたい方や、スピンをかけやすいと感じる方もいらっしゃるでしょう。

※注意点
「XCバウンドテニスラケットジュニア」は、ラケット自体の設計上、40ポンドを超える強度のガット張りにはあまり向いていません。ジュニア用として設計されているため、過度なテンションをかけるとラケットに負担がかかる可能性がありますので、ご注意ください。

ガットの強度とプレースタイルの関係

ガットの強度は、プレースタイルによっても選び方が変わってきます。例えば、ゆっくりとしたラリーを楽しみたい方や、初心者の方であれば、少し柔らかめのガットから試してみるのも良いかもしれません。一方、より攻撃的なプレーを目指す方や、パワーヒッターの方は、強めのガットを試してみるのも選択肢の一つです。

ガットを張り替える際は、まず推奨値の40ポンドで試してみて、そこからご自身の感覚に合わせて微調整していくのが、理想の打球感を見つけるための近道だと考えます。ガット張りを専門に行っているお店であれば、相談に乗ってくれることも多いので、一度相談してみるのも良いでしょう。

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ページ作成:東洋体機株式会社

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