小学校・小学生向けドッヂボール用品の選び方とおすすめ製品

小学校の体育の授業や、休み時間の遊びとして親しまれているドッヂボール。ボール一つで手軽に楽しめるのが魅力ですよね。でも、ボールのサイズや素材をちょっと工夫するだけで、子どもたちはもっと安全に、もっと夢中になれるはずです。

小学校のドッヂボールでは、一般的に2号球が幅広く使われています。低学年には少し小さめの1号球、中学年には2号球、高学年になると3号球がよく選ばれます。また、近年では、ぶつかった時の衝撃が少ない柔らかい素材のボールも人気が高まっています。

ここでは、小学校でドッヂボール用品を選ぶ際のポイントと、おすすめの製品をサイズ別にご紹介します。

小学校のドッヂボールで最も大きい3号球は、主に中学年から高学年のお子さんたちが使用します。

本格的な試合球として人気が高いのは皮革製のボールです。手に吸い付くような感触は、コントロール性能を高め、より高度なプレーを引き出します。ただし、ゴムボールに比べると価格は2～3倍程度になります。ドッヂボールに力を入れている学校や、試合用のボールをお探しの場合、あるいは、質の高いボールで思い切り遊びたいというニーズにおすすめです。

「3号球の皮革製ボールを使ってみたいけれど、もう少し扱いやすいものが…」とお考えでしたら、軽量タイプの3号球はいかがでしょうか。ミカサの「MGDB3SOFT」は、一般的な3号球（約380g）よりもかなり軽い260g。
そのため、ボールが速すぎると感じるお子さんや、まだボールの扱いに慣れていないお子さんでも、安心してプレーできます。当たった時の衝撃も和らぐので、恐怖心も軽減されるでしょう。

もちろん、昔ながらのゴム製の3号球も根強い人気があります。安価で手軽に入手できるため、授業や普段の遊び用として最適です。モルテンでは、定番のゴム製ドッヂボール（例：D3B）を様々なカラーで展開しています。丈夫で扱いやすく、多くの学校で採用されています。

ゴム製の3号ドッチボールも根強い人気です。安価なので授業や遊びようにぴったり。よく使われるメーカー「モルテン」では通常タイプのドッチボールがあります。後で紹介しますが、「やわらかいゴムボール」は１～２号専用サイズのため、3号球にはありません。

一例として青色の商品（D3B）を挙げておきますが、他のカラーもリンク先からご購入いただけます。

ドッヂボールに力を入れている学校では、低学年に1号球、中学年に2号球、高学年に3号球と、学年ごとに適切なサイズを使い分けていることが多いようです。

では、次に一番よく買われている2号球のドッチボールの紹介をします。2号球は平均的なサイズなので「ドッチボールばかりに予算を使えない」ところは2号球で低学年～高学年までをまかなったりされます。

2号球は、小学校のドッヂボールにおいて最も平均的なサイズで、主に中学年のお子さんたちが使用します。「予算に限りがあるけれど、低学年から高学年まで使えるボールを…」とお考えの場合、2号球を選んでおけば、幅広い学年で活用できます。

モルテンの2号球のラインナップを見てみると、

といった様々な種類があります。さらに、ミカサからは、独特の素材感が人気のスマイルボールも登場しており、2号球は非常に選択肢が多いサイズと言えます。

ボールの種類によって、衝撃の度合いも異なります。下のグラフは、モルテン社のカタログに掲載されている各ボールの衝撃値を比較したものです。ソフトドッチボールやライトドッチボールは、従来のゴムボールに比べて衝撃が少ないため、ボールが当たるのが怖いと感じるお子さんでも、安心してゲームに参加できるでしょう。

ボール選びに迷ったら、モルテンかミカサの製品を選んでおけば間違いありません。品質、耐久性、そして長年の実績がありますので、安心して使用できます。他のメーカーのボールは、デザイン性が高いものもありますが、学校やチームで揃える場合は、耐久性や普遍的なデザインも考慮すると良いでしょう。また、製造数が限られている場合もあり、年度の途中で完売してしまうこともあるため、早めの検討をおすすめします。

本格的な手触りが魅力の皮革製ボール。使い込むほどに手に馴染み、高いグリップ力を発揮します。ミカサとモルテンから、高品質な皮革製2号球が販売されています。

長年愛され続けているモルテンのD2シリーズ。発売から20年以上経つロングセラー製品で、その耐久性と安定した品質は折り紙付きです。カラーバリエーションも豊富で、チームやクラスで色を揃えるのも楽しいでしょう。

一例として一部のカラーの商品を紹介します。別のカラーでも下記リンクからお探しいただけます。

「ソフトドッジボール」という名称で親しまれている柔らかいゴムボール（例：SFD2～）。白いラインが特徴で、全6色のカラーバリエーションがあります。

一般的に、柔らかい素材は耐久性が低いと言われますが、ソフトドッチボールは、柔らかさと耐久性のバランスが取れた、非常におすすめのボールです。

「ライトドッチボール」（例：SLD2～）は、ソフトドッチボールと見た目は似ていますが、白いラインを挟んでツートンカラーになっているのが特徴です。通常のゴムボールよりも軽量なので、ボールが当たった時の衝撃を軽減できます。「ボールが怖い…」と感じるお子さんや、低学年のお子さんにも安心して使っていただけます。

ビート板のような独特の素材で作られたミカサのスマイルボール。
水が染み込まず、軽くて柔らかいのが特徴です。価格もゴムボールとほぼ変わらないため、非常に人気があります。その名の通り、子どもたちの笑顔があふれるドッヂボールを実現してくれるでしょう。

MIKASAのスマイルボールについてはこちら

小学校のドッヂボールの中で、やや小さめのサイズとなる1号球。主に低学年のお子さんたちが使用します。2号球と同様に、モルテンからは様々な種類の1号球が販売されています。

皮革製の本格的なボールとミカサのスマイルボールのラインナップはありませんが、1号球も2号球に次いで多くの選択肢があるサイズです。低学年のお子さんにとって、扱いやすいボールを選ぶことが、ドッヂボールを好きになる第一歩となるでしょう。

モルテンのD1シリーズは、多くの小学校で採用されている定番の1号球です。その信頼性と耐久性は、長年の実績が証明しています。カラーバリエーションも豊富なので、お子さんの好みに合わせて選ぶことができます。

一例として一部のカラーの商品を紹介します。別のカラーでも下記リンクからお探しいただけます。

柔らかいタイプは「ソフトドッジボール」という名称で販売されています。型番がSFD1～から始まるのが特徴。白いライン付きで、6色のラインナップです。

一般的に、柔らかいと耐久性が劣ると言われます。ソフトドッチボールは耐久性と柔らかさの中間をとったバランスのよいボールです。

軽量タイプの「ライトドッチボール」（例：SLD1～）の1号球もあります。ソフトドッチボールと同様のツートンカラーで、さらに軽量化されているため、ボールを投げる力やキャッチする力がまだ弱い低学年のお子さんにとって、非常に扱いやすいボールと言えるでしょう。

ドッヂボールに必要な用具は、実はそれほど多くありません。ボールの他に、ゲームエリアを区切るためのラインカーや、審判が使用するフラッグなどがあると、より本格的なゲームを楽しむことができます。

体育の授業でドッヂボールを行う際には、ラインカーがあると、コートを正確に区切ることができ、子どもたちがルールを守りやすくなります。ぜひ、ボールと合わせてご検討ください。