競技ボール用のおすすめ潤滑剤（潤滑油）

生徒たちが使うボールの管理は、先生方にとって大切な業務の一つだと思います。特に、ボールの空気入れ作業は頻繁に行うのではないでしょうか。

今回は、そんな空気入れ作業をよりスムーズに行うための競技ボール用潤滑剤（潤滑油）についてご紹介したいと思います。

ボールに空気を入れる際、空気針をボールの空気注入口（へそ）に差し込みますよね。このとき、何もつけずに針を差し込むと、摩擦で針がスムーズに入らなかったり、へそを傷つけてしまったりすることがあります。

そこで活躍するのが潤滑剤です。空気針に少量の潤滑剤を塗ることで、滑りが良くなり、空気針をへそにスムーズに差し込むことができます。これにより、作業が楽になるだけでなく、ボールのへそを保護し、ボールを長持ちさせることにも繋がります。

「潤滑剤がないとき、石鹸水で代用しているよ」という先生もいらっしゃるかもしれませんね。確かに、石鹸水でも一時的に滑りを良くすることは可能です。

しかし、石鹸水にはいくつかのデメリットがあります。

石鹸水には水分が含まれているため、金属製の空気針や空気入れの口金が錆びやすくなる可能性があります。錆びてしまうと、衛生的にも良くありませんし、器具の劣化を早めてしまいます。

ごく稀に、石鹸の成分がボールの素材に影響を与えてしまう可能性も考えられます。

これらのリスクを考えると、やはり専用の潤滑剤を使用することをおすすめします。

競技ボール用の潤滑剤は、様々なメーカーから販売されています。特に、多くの先生方がご存知のモルテン（molten）社やミカサ（MIKASA）社といった主要なボールメーカーも製造していますので、ご安心ください。

使い方はとても簡単です。

これだけで、スムーズな空気入れ作業が可能です。

日々の授業や部活動で生徒たちが使うボールは、先生方にとって大切な備品だと思います。適切なメンテナンスを行うことで、ボールをより長く、良いコンディションで使うことができます。

潤滑剤は、空気入れ作業をスムーズにするだけでなく、ボールのへそを保護し、ボール自体の寿命を延ばすことにも繋がります。ぜひ、この機会に専用の潤滑剤のご使用を検討されてみてはいかがでしょうか。