公開日:2021/05/24 -> 更新日:2023/02/06

ポストバーの種類と特徴

体育の授業や部活動、運動会などで、スペースを区切る際に皆さんは何を使っていますか? ラインテープやロープも一般的ですが、もっと手軽に、かつ安全に空間を仕切りたい時にはポストバーが非常に便利です。

ポストバーとは、コーナーポスト(カラーコーン)の間に渡して、空間を区切るためのバーのことです。運動場や体育館はもちろん、校内の通路やイベント会場、工事現場など、様々な場所で簡易的に区画整理をする際に活躍します。

今回は、このポストバーについて、その特徴や種類、そして学校現場での活用シーンについて詳しくご紹介したいと思います。

ポストバーの特徴と製品ごとの違い

基本仕様

ポストバーは、先端が輪になっているプラスチック製のバーが一般的です。この輪の部分をコーナーポストの穴に差し込んで使用します。長さは2m前後のものが多く、持ち運びや設置が非常に簡単です。

製品によっては、伸縮機能が付いているものもあります。これにより、必要な長さに応じて調整できるため、限られた本数で様々な広さの場所に対応できるのがメリットです。例えば、短くして狭い通路を仕切ったり、長く伸ばして広範囲を囲んだりといった使い分けが可能です。

エバニュー社のポストバーラインナップには、伸縮するタイプがあります。

希望の長さが無ければ、矢崎加工社製のイレクターを使用して自作することもできます。
長さを指定し先端のフックをつけるだけですが、固定のためドリルを使用する必要があります。

多くの場合では、先端の輪をカラーコーンに引っ掛けて使用します。

ポストバーのカラー

ポストバーのカラーバリエーションは豊富です。一般的には、工事現場などでよく見かける黄と黒の縞模様や、赤と白の縞模様が多いですが、学校向けには単色の青や緑、黄なども見られます。

色は、視認性や用途に応じて選ぶことが大切です。例えば、目立たせたい場所には明るい色や縞模様のものを、景観に馴染ませたい場所には単色のものを選ぶなど、状況に合わせて検討することをおすすめします。

トーエイライト2023カタログより

その他の特徴

ポストバーの中には、蓄光性のある製品や、反射材が使われている製品もあります。これらは、日が暮れて暗くなった場所でも見やすさを確保できるため、夕方の部活動や夜間イベントなどで特に重宝します。例えば、グラウンドの照明が少ない場所でも、ポストバーが光ることで安全性が高まります。

もちろん、市販品でなくても、既存のポストバーに蓄光テープや反射テープを巻くことで、同様の効果を持たせることも可能です。手間はかかりますが、自作するのも一つの手ですね。

おすすめのポストバー

学校現場でよく使用される具体的なポストバーの製品については、下記のページで詳しくご紹介しています。用途や予算に合わせて、最適なものを見つけてみてください。

その他の関連ページ

ポストバーと合わせて使用するコーナーポストや、転倒防止のためのポストウェイトについても、下記のページでご紹介しています。これらを活用することで、より安全で効果的な区画整理が可能になります。

コーナーポストについて

ポストウエイトについて

ポストバーは、シンプルながらも多様な使い方ができる便利なアイテムです。運動の授業や部活動はもちろん、防災訓練や学園祭など、様々な場面で活躍することでしょう。

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ページ作成:東洋体機株式会社

ページ作成者:東洋体機株式会社

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