低鉄棒下へのセフティバイオクッション設置工事
学校にある低鉄棒にセフティバイオクッションを設置する工事について、その概要を紹介します。
このページで紹介するのは一般的な低鉄棒ですが、中鉄棒でも基本は同じです。
低鉄棒へのセフティバイオクッション設置工事について
セフティバイオクッション設置の目的
鉄棒は小学校低学年から高学年まで幅広い児童が遊べる遊具です。
一人でも遊ぶことができますが、筋力の発達していない児童は頭や背中から落下しやすくもあり、保健室に運び込まれることも多々あると聞きます。
セフティバイオクッションで地面の緩衝性を上げることでより安全に鉄棒運動を行うことができるようになります。
セフティバイオクッション設置の費用感
セフティバイオクッションは単位面積当たり5000~15000円前後で販売されています。
価格は主に「厚み」の差となっており、基本的に厚みがあるほどクッション性が高く安全になります。
ここでは下記の製品を使い、8欄の鉄棒に対して16平方メートル分施工しています。
販売単価約10000円×16平米=約160000円
※税、諸経費、工事費は必要に応じ別途
テクノ月星 BOC-10 バイオクッションBOCタイプ 厚さ10mm
セフティバイオクッションの施工日数
施工面積、現場の状況にもよって異なりますが、よほど大規模の施工でない限り半日~1日で終えられることがほとんどです。
低鉄棒下セフティバイオクッション設置工事経過写真
施工前の鉄棒の状態がこちらです。
接地面に雑草や石が多い場合は、地面から数センチ分ほど鋤くことで平らにしておきます。
鋤いた場所に新たに土を運び入れ、トンボで均して地面に対して平らにします。
土入れ後の状態。
鉄棒の支柱を通すようにセフティバイオクッションに穴を開けます。ペンで目印を書き入れ、カッターナイフでカットします。
先ほど開けた穴に通すための切りこみを入れます。
セフティバイオクッションは連結された団子状になっているため、切り込みが気になるようなら団子のすき間を紐で結ぶこともできます。
施工後の写真がこちら。
落下時の衝撃に対して安全になり、石などが落ちていても気づきやすい状態にもなっています。
費用対効果の高い安全対策
セフティバイオクッションはさまざまな場所に設置でき、費用対効果が高い安全対策が手軽に行える衝撃緩衝材です。
製品の詳細は下記ページにてご確認ください。
ページ作成:東洋体機株式会社
Related Posts
- 2022/10/18 Q&A Q:鉄棒を自分で設置するときの注意点はありますか?
- 2021/05/31 製品ピックアップ グラウンドの水たまり除去には専用給水グッズが便利
- 2022/10/29 製品選び テニス/バレーネットワイヤーの選び方・おすすめ製品
- 2022/01/25 メンテナンス テニス/バレーネットワイヤーの交換方法
- 2021/07/03 ナレッジ ルイ高社製スナッチの『交換用得点板』購入時の注意事項
新サイト開設のお知らせ|スポーツカタログ
ナレッジに「サイズ別サッカーボールの特徴・選び方【5号球/4号球/3号球】」のページを追加しました
Q&Aに「Q:購入した商品が破損していたらどうすればいいですか?」のページを追加しました
製品選びに「おすすめのケンパ遊び用グッズ - 体力づくり・レクリエーション兼用」のページを追加しました
製品選びに「ボール用ポンプ・コンプレッサーの種類とおすすめ製品」のページを追加しました