人工芝グラウンドのライン（白線）の特徴・適した製品

人工芝のグラウンドにライン（白線）を引くときは、土グラウンドとは異なるものを使うこともあります。
この記事では、人工芝のグラウンドにラインを引くための石灰等について紹介しています。

人工芝のグラウンドは、土のグラウンドと違って芝があるので白線の粉が定着しづらいという特徴があります。

そのため、通常のラインパウダーよりも粒子が細かく定着しやすいエッグパウダーが適しています。
もしくは、そもそも粉を使わないタイプのラインテープを使用するかです。

卵殻で出来たラインパウダーの中でも特によく使用されるのがルイ高社のエッグパウダー。

1袋（20㎏）で、幅50～60㎜のラインを長さ500～600m引くことができます。

人工芝の芝生が長い場合は、ラインテープを張り付けることができます。雨でも消えず必要な時だけラインを設置できるメリットがあります。
短い芝だと張り付けづらいのでご注意ください。

人工芝は天然芝と異なり、芝の成長を待って刈り取ることでラインを消す方法がとれません。
ラインを消すときは、ブロワーなどで粉を吹き飛ばすか、水で洗い流すなど行ってください。
ただ、芝の奥に入り込んだ粉は取りづらくあります。それが人工芝のデメリットのひとつです。