バレーボールの素材・特徴別の違い
バレーボールで使われるボールは、サイズや素材によって様々な種類があることをご存じでしょうか。メジャーな4号球や5号球以外にも、実は多くのサイズが存在し、それぞれ異なる特徴を持っています。
誰が使うのか、何を目的にするのかによって、最適なボールを選ぶことが大切です。今回は、バレーボールの選び方について、素材や特徴の違いに焦点を当ててご紹介していきます。
バレーボールの違い
サイズと素材による違い
こちらは当社が京都市の小学校に配布した資料の一部です。下記画像の〇印のサイズは実際の比率と同じになっています。一見するとさほど大きさが違わないようにみえるかもしれません。

ただ、実際に手に取ってみると、重量の差も相まって、かなりの違いを実感するものです。特にゴム製のボールは、素材の特性上、空気の入れ具合によっても大きさが変わることがあります。
このように、同じバレーボールでも、サイズや素材が異なると、ボールの飛び方や感触、コントロールのしやすさなど、プレーに大きく影響します。例えば、小学生が大人用の5号球を使うと、重さや大きさに戸惑い、バレーボールの楽しさを感じにくいかもしれません。
一方で、競技レベルが上がれば、公式球として定められた規格のボールを使うことが求められます。各ボールの素材についても、ゴム製、人工皮革製、天然皮革製などがあり、それぞれ特徴が異なります。ゴム製は比較的安価で耐久性があり、屋内外問わず使用できますが、表面が滑りやすい場合があります。人工皮革製は、ゴム製よりグリップ力があり、屋内の練習球としてよく使われます。天然皮革製は、最も高品質で、公式戦などでも使用されますが、価格が高く、手入れも必要になります。
メーカーによる違い
バレーボールのメーカーとして、よく使われる有名なメーカーとして、モルテンとミカサ社の名前があがります。
この2社は、バレーボール界では非常にメジャーな存在であり、それぞれ異なる特徴を持つボールを製造しています。
どちらのメーカーのボールも、それぞれが長年培ってきた技術とこだわりが詰まっており、多くのプレーヤーに支持されています。学校の体育の授業や部活動で導入する際には、実際に触ってみて、指導する先生方や生徒さんの好み、そしてプレースタイルに合ったものを選ぶのが良いでしょう。

ミカサ(Mikasa)社は日本の競技用ボールメーカーです。バレーボールが特に強いメーカーです。青と黄色のカラーが特徴で、国際大会でもよく使われています。ディンプルシボ加工という、吸い付くような感触が持ち味のボールを製造しています。

モルテン(molten)は、日本の競技用ボールメーカーです。自社でボールの製造をおこない、毎年のように改良されたものを販売しています。摩擦に強く、皮の基本性能がトップクラスです。
競技用のトップボールに使われるフリスタテックと名付けられた技術はモルテンボールの大きな特徴で、赤白緑のイタリアカラーが特徴的なデザインです。ちなみにモルテンのボール全般は競技者の意志を表現することを目指して作られています。
バレーボールの選び方
ここまで、バレーボールのサイズ、素材、そしてメーカーによる違いについて見てきました。これらの違いを踏まえて、実際に学校などで使用するバレーボールを選ぶ際のポイントを考えていきましょう。
下記ページにてご覧ください
ページ作成:東洋体機株式会社
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