鉄棒の安全な利用方法
鉄棒は小学校低学年から中学年のお子さんたちが気軽に楽しめる遊具ですよね。しかし、手軽に始められるからこそ、使い方を誤ると事故につながる可能性も潜んでいます。当ブログでは、お子さんたちが鉄棒を安全に利用するために、特に気を付けてほしい点を改めてご紹介していきます。
握り棒をしっかりと握る
鉄棒で遊ぶ際、横のバーを私たちは一般的に「握り棒」と呼んでいます。鉄棒で遊び始める年齢のお子さんは、まだ身体能力が発達途上にあります。特に握力は、成長とともに徐々についてくるものです。
ぶら下がることからのスタートが肝心
握力がまだ十分にない段階では、いきなり複雑な技に挑戦させるのは危険です。まずは、握り棒にしっかりとぶら下がって、ゆらゆらと揺れることから始めさせるのが良いでしょう。この「ぶら下がる」という動作は、握力を養うだけでなく、鉄棒に対する体の感覚を掴む上でも非常に重要です。段階を踏んでできることを増やしていくという慎重な姿勢が、結果的に安全な利用につながると考えます。
自分に見合った高さの鉄棒を使う
低鉄棒・中鉄棒で経験を積む重要性
お子さんには、まず低鉄棒や中鉄棒で十分に遊び、問題なく扱えるようになってから高鉄棒にチャレンジさせるように促しましょう。それぞれの発達段階や身体能力に合った高さの鉄棒を使用することで、無理なく安全に鉄棒の楽しさを経験させることができます。
周囲に気を配る
鉄棒で遊んでいるお子さんを見ていると、自分のことに夢中になるあまり、周りが見えなくなってしまうことがよくあります。特に回転するような技を行う際には、周囲のお子さんたちとぶつかってしまう危険性も考えられます。
周囲の状況を確認する習慣を
鉄棒を使用する際には、自分の動きだけでなく、周囲に他の子たちがいないか、十分なスペースがあるかを確認するように教えることが大切です。これは、自分だけでなく周りの安全を守る上でも非常に重要なことです。
大人が管理すべき鉄棒のハザード
お子さんたちがどれだけ気を付けていても、それだけでは防げない怪我があります。それは、鉄棒自体の物理的な危険(ハザード)に関わるものです。これらは、周りの大人や施設管理者が対応すべき事柄と考えます。
鉄棒の点検・整備の重要性
例えば、ボルトの緩みや腐食、基礎部分のぐらつきなど、鉄棒本体の不具合は大きな事故につながりかねません。定期的な点検や適切なメンテナンスは、お子さんたちが安全に鉄棒を利用するための大前提です。
下記も併せてごらんください。
ページ作成:東洋体機株式会社
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