公開日:2021/05/27

鉄棒の安全な利用方法

鉄棒は小学校低学年~中学年から取り組むことができる、ハードルの低い遊びです。
だからこそ、何も教えずに遊び始めさせることで事故につながるケースもあります。
このページでは、鉄棒をする子どもたちに気を付けさせるべき点をあらためて記載していきます。

握り棒をしっかりと握る

鉄棒でひとが握る横のバーを一般的に「握り棒(にぎりぼう)」といいます。
鉄棒で遊び始める年齢のこどもは身体能力が成長し始めたばかりなので、握力がしっかりつくまでは、ぶらさがってゆらゆら揺れるだけにするなど順を追って出来ることを増やしていく慎重さが安全な利用につながります。

自分に見合った高さの鉄棒を使う

小学校であっても砂場付近に高鉄棒が設置されていることが多々あります。
子供の背丈よりはるかに高い高鉄棒はダイナミック魅力的ですが、足が付かないので落ちた時の衝撃が相当なものです。低鉄棒、中鉄棒で問題なく遊べるようになってから高鉄棒にチャレンジさせましょう。

周囲に気を配る

鉄棒の使用中は自分のことに集中するあまり、周りが見えていない
子どもが多くいます。
回転したときに周りの子供たちとぶつからないよう、周りを見ながら遊ぶことも教えるようにします。

子どもたちが気を付けるだけでは防げない怪我に、「鉄棒自体の物理的な危険(ハザード)」があります。
それらは周りの大人や施設管理者が対応すべき事柄です。
下記も併せてごらんください。

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ページ作成:東洋体機株式会社

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