公開日:2022/11/22

サイズ別サッカーボールの特徴・選び方【5号球/4号球/3号球】

皆さんは、サッカーボールに様々なサイズがあることをご存知でしょうか? 「サッカーボール」と一口に言っても、実は【何に使うか】と【誰が使うか】によって、適切なボールのサイズは異なります。合わないサイズのボールを選んでしまうと、練習の効果が半減してしまったり、怪我の原因になったりすることもあります。

今回は、サッカーボールのサイズと使用目的の関係について、詳しく解説していきます。適切なボールを選んで、日々の指導や練習に役立てていきましょう。

サッカーボールのサイズと使用目的

車椅子サッカーやトレーニング用の特殊なボールを除けば、一般的なサッカーボールは5号球が最大で、4号球、3号球となるにつれて小さく、軽くなっていきます。

ここでは、それぞれの号数について詳しく見ていきましょう。

  • 5号球 中学生~一般向け
  • 4号球 小学生向け
  • 3号球 園児~小学校低学年向け

下の画像は、当社が京都市の小学校に配布した資料の一部で、サイズと素材でボールの種類を分布したものです。

さほど大きさが違わないように見えるかもしれませんが、実際にボールを持ってみると、素材や重量の差も相まってかなりの違いを実感されると思います。

サイズ別の特徴

サイズ別の特徴は下記の通りです

5号球 中学生~一般向け

5号球のサイズは周囲68~70cm 直径目安22cm 重量410~450gとなっています
※メーカーにより差異あり

5号球はもっとも大きなサッカーボールで、一般男子、大学男子、高校男子、そして中学校の部活動などで使用されます。中学以上からプロのサッカー選手まで、この5号サイズでプレイするのが一般的です。

5号球は、触感や品質の本格さ度合いが「天然皮革 ≧ 人工皮革 > 合成皮革 > ゴム」の順になっており、価格も概ねこの順序で高くなります。本格的なプレイを目指すのであれば、天然皮革や人工皮革のボールを検討すると良いでしょう。

また、5号球には芝グラウンドに適した「芝用ボール」もあります。主にプロ向けですが、芝と土のグラウンドではボールの跳ね方や転がり方が違うため、ボールを使い分けるのが理想的です。

具体的なおすすめのボールはこちらです

4号球 小学生向け

4号球のサイズは周囲63.5~66cm 直径目安20.5cm 重量350~390gとなっています
※メーカーにより差異あり

小学生がプレイするのが4号球で、5号球より一回り小さなサイズとなっています。こちらも5号球と同様に、素材の本格的さは「天然皮革 ≧ 人工皮革 > 合成皮革 > ゴム」の順で、価格も概ねこの順序です。

4号球は小学校の部活動でもっとも使われているサイズです。小学校高学年になると、より本格的な感覚を求めて5号球を好んで使う子もいますが、基本的には「小学生=4号球」と考えて間違いありません。

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3号球 園児~小学校低学年向け

3号球のサイズは周囲58~60cm 直径目安19cm 重量300~320gとなっています
※メーカーにより差異あり

3号球は、園児から小学校低学年のお子さんが使用するのに適したサイズです。小さな子どもたちがボールに慣れ親しみ、サッカーの楽しさを知るための最初のステップとして、3号球は非常に重要な役割を果たします。

3号球は、より小さい子どもたちが扱いやすいように、軽量で柔らかい素材で作られていることが多いです。本格的な試合というよりも、ボールを蹴る、止める、運ぶといった基本的な動作を習得することに重点が置かれます。

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サッカーボール選びのポイント

サッカーボールは、使用者の年代ごとに適したサイズを選ぶことが非常に重要です。

  • 5号球は中学生以上
  • 4号球は小学生
  • 3号球は小学生低学年以下

この基本的なルールを覚えておけば、ボール選びで迷うことは少なくなるでしょう。

また、素材によってもボールの印象や性能は大きく異なりますが、まずは「サイズ」、次に「素材」という順で選ぶのがおすすめです。

もし、部活動や大会での使用を考えているのであれば、信頼性の高いモルテンのボールが特におすすめです。

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ページ作成:東洋体機株式会社

ページ作成者:東洋体機株式会社

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