公開日:2021/05/26

グラウンドのテニス支柱穴に砂が入ったときの対処法

グラウンドに空いている、ゴムなどのフタでカバーされた穴。これは、テニス支柱やバレー支柱を差し込むための大切な穴です。しかし、この穴に砂や土、雨水が入り込んでしまうことは、学校の先生方であればよく経験されることではないでしょうか。

狭いうえに深く、中には釘やガラス片が入っている可能性も否定できませんので、手を入れて掃除することは通常行いませんよね。

このような時、皆さんはどのように対処されていますか?今回の記事では、この支柱穴に入り込んでしまった砂を取り除くための専用の掃除用具『砂取器(すなとりき)』をご紹介します。

穴に入った土砂を放置する危険性

支柱の穴は、たとえゴムや金属の蓋でカバーしていようと、風や雨、上を通る人間の衝撃などでずれたすき間から土砂が中に入ってきます。
降雨時には水とともに砂が流れ込みます。

グラウンドの支柱穴に土砂が溜まった状態を放置することは、実はいくつかの危険性をはらんでいます。

まず、一つ目は競技への悪影響です。支柱と支柱の間には、テニスやバレーボールといった競技を行うためにネットが強い力で張られます。もし穴に土砂が溜まってしまうと、支柱を奥までしっかりと差し込むことができず、ネットの高さが本来よりも高くなってしまうことがあります。そうなると、「本来は入るはずのボールがネットにひっかかる」といった予期せぬ状況が起こり、競技の公正さに影響が出てしまうかもしれません。

次に、より深刻なのは安全面への影響です。支柱がしっかり固定されないと、グラついて外れる危険性が増してしまいます。強い力がかかるネットを支える支柱が不安定だと、万が一の際に倒れてしまい、生徒さんや先生方が大けがをしてしまうことにもつながりかねません。

しかし、これらのリスクは、砂取器を用いて定期的に適切な掃除をしていれば、ほぼ除外することができます。グラウンドの安全管理と、生徒さんたちが安心してスポーツに取り組める環境づくりのためにも、支柱穴のメンテナンスは非常に重要だと考えます。

穴の底の構造上、水は底から流れ出ていきますが、土砂は排出されません。
そのようにしてたまった小石や砂をそのままにしておくと、穴の深さがどんどんと浅くなっていきます。そうなってしまうとバレーやテニスの支柱を差し込んだ時に奥までしっかりと入らなくなり、危険な状態になります。

支柱と支柱の間には強い力でネットを張って競技しますので、ネットの高さが高くなってしまうと「本来は入るはずのボールがネットにひっかかる」など競技に悪影響がでてしまいます
また、支柱がぐらついて外れる危険性が増したりと言った状態にもつながり、大けがにもつながりかねません。

しかし、砂取器を用いて適切に掃除をしていれば、そのリスクはほぼ除外することができます。

穴に入った土砂の掃除方法

支柱穴は、通常、直径76.3mmの支柱を入れるために作られています。そのため、隙間を含めても直径は10cm以下と非常に狭いのが特徴です。この狭い穴に手を突っ込んで掃除しようとしても、小さすぎて手が入らなかったり、仮に入ったとしても砂を握った手では途中で詰まってしまったりと、なかなかうまくいきませんよね。

そこで、この狭い穴から効率的かつ安全に砂を取り出すための専用器具『砂取器』を使うことをお勧めします。

砂取器が砂を掻き出せるのは、グラウンドの穴に差し込み、持ち手を回転させることで中に入った砂を書き出す仕組みだからです。

スクリュー部分の羽が多いと一度に書き出せる砂の量が多く、グラウンド整備が早く終わるメリットがあります。

砂取器の使用動画

現在、砂取器は赤色でご提供しています。動画では青色のものが映っていますが、カラーは時期によって変更になることがありますので、あらかじめご了承ください。

砂取器があれば、これまで苦労していた支柱穴の掃除も、格段に楽になることでしょう。グラウンドの支柱穴のメンテナンスでお困りでしたら、ぜひこの機会にご検討してみてはいかがでしょうか。

東洋体機 TY-SAND-REMOVER らせん砂取器(支柱穴の砂用) 赤

品番 :TY-SAND-REMOVER
商品名:らせん砂取器(支柱穴の砂用)
税別定価:9800


税別定価:9800円 販売価格:販売店舗により異なります
※紹介している商品価格は当ページに記載時のものです。最新の状況は各販売サイトでご確認ください。
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ページ作成:東洋体機株式会社

ページ作成者:東洋体機株式会社

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