おすすめのコースロープ巻取器
新学期が始まると、プールの授業や部活動で、コースロープを準備したり片付けたりする機会が増えてきます。コースロープの設営や撤去は、地味ながらも大変な作業ですよね。特に、長いコースロープをきれいに巻き取り、スムーズに移動・保管するのは一苦労です。
そこで今回は、プールの管理をされている先生方をサポートする「コースロープ巻取器」について、当社のブログ担当の私が詳しく解説します。コースロープ巻取器は、プールの安全性と効率的な運営には欠かせないアイテムです。種類もいくつかありますので、それぞれの特徴を知って、先生方の学校に最適な一台を見つけるお手伝いができれば幸いです。
コースロープ巻取器とは?
コースロープ巻取器は、その名の通り、プールのコースロープを効率的に巻き取り、移動、そして保管するための専用器具です。手作業で巻き取るよりもはるかに時間と労力を節約でき、また、コースロープの絡まりや損傷を防ぎ、寿命を延ばす効果も期待できます。
さまざまなメーカーから様々なモデルが販売されており、価格帯や素材、機能も多岐にわたります。学校のプール設備や使用頻度、予算に合わせて選ぶことが重要です。
安価なコースロープ巻取器
「まずは導入しやすい価格帯で探したい」という先生方もいらっしゃるでしょう。コースロープ巻取器は、比較的安価なものでは10万円台前半から購入が可能です。
価格が抑えられたモデルでも、コースロープの巻き取り、移動、保管という基本的な機能は十分に備わっています。予算が限られている場合や、導入を検討する最初のステップとして、これらのモデルから検討を始めるのも良いでしょう。
三和体育製販 S-1719 コースロープ巻取器 スチール
メーカー:三和体育製販
品番 :S-1719
商品名:コースロープ巻取器 スチール
税別定価:120000円(2019年度時)
販売価格:販売店舗により異なります
ステンレス製で錆びにくいコースロープ巻取器
プールの水際で使用する器具にとって、錆びにくさは非常に重要なポイントです。特に塩素消毒された水に触れる機会が多いコースロープ巻取器は、素材選びが肝心です。
本体がステンレス製のコースロープ巻取器は、錆びにくく、耐久性に優れているため、長くご使用いただけます。初期投資は少し高くなるかもしれませんが、その分メンテナンスの手間が減り、結果的にコストパフォーマンスが高くなることも考えられます。
錆びにくい素材は、屋外に保管する場合や、雨風にさらされる場所で使用する場合にも安心です。
当社の取り扱い製品の中では、以下のモデルがステンレス製で、錆びにくく長持ちします。
三立 SM-S1 コースロープ巻取器SUS
メーカー:三立
品番 :SM-S1
商品名:コースロープ巻取器SUS
税別定価:313000円(2020年度時)
販売価格:販売店舗により異なります
三立 SM-B1 レーンロープ巻取器(25m収納タイプ)
メーカー:三立
品番 :SM-B1
商品名:レーンロープ巻取器(25m収納タイプ)
税別定価:240000円(2020年度時)
販売価格:販売店舗により異なります
エバニュー EHB078 コースロープ巻取器E150ステン
メーカー:エバニュー
品番 :EHB078
商品名:コースロープ巻取器E150ステン
税別定価:331500円(2022年度時)
販売価格:販売店舗により異なります
三和体育製販 S-8469 ステンレスコースロープ巻取器
メーカー:三和体育製販
品番 :S-8469
商品名:ステンレスコースロープ巻取器
税別定価:178000円(2019年度時)
販売価格:販売店舗により異なります
アルミ製で軽量なコースロープ巻取器
コースロープ巻取器の運搬頻度が高い学校や、プールの出し入れの際に少しでも負担を減らしたいとお考えの先生方には、アルミ製のコースロープ巻取器がおすすめです。アルミ製の巻取器は、残念ながら他の素材に比べて製品数は少ない傾向にありますが、その軽量性は大きなメリットとなります。
例えば、トーエイライト社から発売されている(2022年度時点)アルミ製の製品は、一般的なスチール製やステンレス製の巻取器に比べて、重量が50%から70%程度に抑えられています。これにより、コースロープの重量を考慮しても、運搬作業が格段に楽になります。力に自信のない先生や、女性の先生方でも、比較的楽に移動させられる点は大きな魅力ではないでしょうか。
当社の取り扱い製品では、下記がアルミ製の軽量モデルに該当します。移動のしやすさを重視するなら、ぜひご検討いただきたい一台です。
トーエイライト B-4054 アルミコースロープ巻取器
メーカー:トーエイライト
品番 :B-4054
商品名:アルミコースロープ巻取器
税別定価:182000円(2022年度時)
販売価格:販売店舗により異なります
大型コースロープにも対応!収納力のあるコースロープ巻取器
新しいコースロープ巻取器を選ぶ際に、最も重要なポイントの一つが「現在使用している、または今後使用する予定のコースロープが、きちんと巻き取れるか」という点です。せっかく購入しても、収納したいコースロープが巻き取れないのでは意味がありません。
コースロープの直径、長さ、そして本数を事前にしっかりと確認し、それらをすべて収納できる容量の巻取器を選びましょう。特に、競技用プールなどで使用されることの多い直径150mmといった太いコースロープは、一般的な巻取器では対応できない場合があります。
以下に挙げるモデルは、直径150mmの大型コースロープも巻き取れる、収納力に優れた大型機種です。複数のコースロープをまとめて収納したい場合や、太いコースロープを使用している学校におすすめします。
三立 SM-B2 レーンロープ巻取器(50m収納タイプ)
メーカー:三立
品番 :SM-B2
商品名:レーンロープ巻取器(50m収納タイプ)
税別定価:480000円(2020年度時)
販売価格:販売店舗により異なります
エバニュー EHB077 コースロープ巻取器E150
メーカー:エバニュー
品番 :EHB077
商品名:コースロープ巻取器E150
税別定価:231000円(2022年度時)
販売価格:販売店舗により異なります
さいごに
今回は、学校のプールで活躍する「コースロープ巻取器」について、種類ごとの特徴と選び方のポイントを解説しました。
- 安価なモデルで導入費用を抑えるか
- ステンレス製で耐久性を重視するか
- アルミ製で運搬のしやすさを優先するか
- 大型モデルで多様なコースロープに対応するか
学校のプールの規模や使用頻度、予算、そして先生方のニーズに合わせて、最適な一台を見つけていただければ幸いです。
コースロープ巻取器について、さらに詳しく知りたい場合は、当社の下記ページでもご案内しています。ぜひご覧になってみてください。
ページ作成:東洋体機株式会社
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