Q：車椅子で使いやすい卓球台はありますか？

車椅子のプレイヤーにとって、通常の卓球台で感じる不便さには主として2つのものがあります。

これらを解決できる卓球台がスポーツ用品メーカーから発売されており、車椅子ユーザーにお勧めしています。

「高さが合わない」問題に対しては上下できるタイプの卓球台がお勧めです。

室内体育器具のメーカー、セノー社から出ている『車いす用　上下調節式卓球台　卓球台　DR9511』は2つに分かれるセパレートタイプでそれぞれ高さを変えられます。

車いす使用者はもちろん、正式卓球台としても使用できるのが特徴です。
車いすのプレイヤーが使いやすい高さに調整することができます。

脚部が中央によっており、車椅子の邪魔にならない配慮がああれています。
また、通常の卓球台と異なり、中央にあるネットの位置が上がって隙間があります。また、台にヘリがあるのも特徴。
これによって視覚障害者の卓球（ボールを転がす）にも対応しています。
（公財）日本障害者スポーツ協会公認の視覚障害者用卓球台。

大会で使われるショー向けの卓球台。台座が逆台形ですっきりとしているのでプレイの邪魔になることが最も少ない台のひとつ。
また、デザインの自由度が高く、カスタムできるため、施設の顔にもなる魅せる卓球台です。
ただメンテナンスやコストパフォーマンスに劣るため、放映の映り具合を優先した大会向けのモデルという位置づけになっています。

一般利用と車いす利用の兼用ができる卓球台は兼用タイプと言われます。

通常の卓球台より脚部が奥にひっこんでいて、車いすにぶつかりづらくなっています。

健常者がプレイする場合にも足がぶつかりづらいのでグループホーム、養護学校にもおすすめです。