剥がし跡が残らない体育館用ラインテープの選び方

体育館で一時的にラインを引いたり、既存のラインを隠したりする際に便利な剥がし跡が残りにくいラインテープについては、通常のテープよりも粘着力が弱く、使用後にきれいに剥がせるのが大きなメリットです。
イベントや大会などで体育館を一時的に利用する際に、フロアを傷つける心配なく、スムーズにラインの設営や撤去ができる弱粘着性ラインテープについて紹介していきます。

弱粘着性ラインテープは、その名の通り粘着力が弱いため、使用後に剥がしやすく、床にベタつきや跡が残りにくいのが特徴です。このタイプのラインテープを製造しているメーカーは少なく、特に「アダチョー」社の製品が広く利用されています。

ここでは、アダチョーのラインナップから、用途に応じた選び方と製品をご紹介します。大まかに「ラインを引くためのテープ」と「ラインを消すためのテープ」に分けられます。

ラインを引くテープは、ライン幅と使用日数によって選び方が異なります。ライン幅は4cm、5cm、8cmの3種類があり、白がメインですが、幅によってはカラーラインナップがあるものもあります。

使用日数の目安は1～3日と1～2週間ですが、これはあくまで目安です。テープの粘着剤の特性やフロアとの相性によっても異なるため、参考程度にお考えください。

バドミントンコートの設営に適した4cm幅のラインテープです。

1～3日程度使用するなら、下記製品が適しています。

1-2週間の使用をするなら、次のいずれかになります。

最も一般的な用途で使われる5cm幅のラインテープです。

1-3日なら下記製品が適しています。

1-2週間の使用をするなら、次のいずれかになります。

フットサルコートの設営に適した8cm幅のラインテープです。

1-3日の使用をするなら、下記製品が適しています。

1-2週間の使用をするなら、下記製品が適しています。

「ラインを消す」とは、既存のラインを完全に消去するのではなく、上からテープを貼ることで見えにくくすることを意味します。消したいライン幅よりも少し広めのテープを選ぶのがポイントです。

幅は7cmと20cmの2種類があり、フローリングの色に合わせて茶色と薄茶色の合計4種類があります。色による性能の差はありませんので、体育館の床の色に合わせてお選びください。

4cmや5cm幅のラインを隠すのに適した7cm幅のライン消しテープです。

下記は、茶色の製品

下記は、薄茶色の製品です

非常に幅広な20cm幅のライン消しテープは、並行して引かれた複数のラインをまとめて隠したり、床の金具などを見えにくくするのに便利です。

下記は薄茶色の製品です。

体育館を一時的に利用する際には、弱粘着性のラインテープが非常に有効です。フロアを傷つける心配がなく、使用後の片付けもスムーズに行えるため、限られた練習時間やイベント準備の時間を最大限に活用できます。ぜひこれらのラインテープを活用して、体育館利用をより効率的に、そして快適に行ってみてください。