公開日:2019/05/19 -> 更新日:2023/08/19

Q:バレー・テニス用ネットワイヤーの素材の違いは何ですか?

バレーボールやテニスのネットワイヤーの素材は何が良いですか?
質問

A:安全性なら繊維製を、耐久性なら金属製がおすすめ

ネットワイヤー(ネットコード)には、素材が金属製のものと線維製のものがあり、素材によって耐久性や強度が異なります。

耐久性とコストの両面から検討が必要です。

金属製ネットワイヤーの特徴

金属タイプには、スチール(鉄)製のものと
ステンレスでできているものがあります。

どちらも耐久性にすぐれたコードで、伸びが少ないので内蔵式支柱にも向いています。
(内蔵式支柱とは、ネット締器が柱の中におさまっている支柱です)

また、金属タイプは「こすれ」に強いです。
ネットにボールが当たると、ネットがゆれてコードがこすれます。
何回もこすれていくと、コードが切れます。

金属コードはこすれても切れにくいので、
繊維タイプよりも強度がありますね。

スチールは安価ですが錆びやすく巻グセが付く傾向にあります。

ステンレスは錆びにくく癖が付きづらいのですが、高価です。

金属災ネットワイヤーを使うなら、予算が許せばステンレスがおすすめです。スチール製を使う場合はときおり状態をチェックして安全に配慮する必要があります。

繊維製ネットワイヤーの特徴

繊維タイプは、金属タイプより高く、耐久性が劣るものの、柔らかくて扱いやすい・さされくないので安全・さびないなどのメリットがあります。
特に「こすれ」には弱くコードが切れる原因になります。
2年をめどに交換したほうがよいと言われています。

繊維製コードには、このような種類があります。

  • ベクトラン
  • ダイニーマ
  • テクノ―ラ
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ページ作成:東洋体機株式会社

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