公開日:2022/12/04

【学校向け】簡単設置!三福商事製 室内用簡易土俵の全貌と組み立て方

体育の授業や部活動に、土俵を導入しませんか?

中学校や高等学校、特別支援学校の先生方の中には、体育の授業や部活動で「もっと手軽に相撲を取り入れられたら…」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。本格的な土俵の設置は難しいと諦めていた先生もご安心ください。

今回は、限られたスペースでも手軽に相撲を取り入れられる、三福商事製の一般用室内土俵と新型児童用室内土俵をご紹介します。これらの簡易式土俵は、相撲をより身近なスポーツとして生徒の皆さんに体験してもらうための素晴らしい選択肢になるでしょう。

当社のブログでは、これまでにも学校の体育施設に関する様々な情報をお届けしてきましたが、今回は特に、この簡易式土俵の概要と組み立ての流れについて、写真と共にご紹介します。相撲の授業やクラブ活動を検討されている先生方にとって、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです

簡易式土俵の概要:設置スペースと特徴

一般用簡易土俵イメージ
俵断面図

この簡易式土俵は、体育館の床や多目的室など、様々な屋内で手軽に設置できるのが最大の魅力です。

一般用簡易土俵のサイズは、約5.8m四方と、畳12畳式の部屋よりも大きく、かなりのサイズ感があります。この広さがあれば、生徒が安全に相撲を楽しめる十分なスペースを確保できます。

この簡易土俵は、「本格的な土俵は設置できないけど、相撲の授業を充実させたい」「部活動で気軽に相撲の練習をしたい」といった学校現場のニーズに応えるべく開発されました。本格的な土俵と違い、土を運んだり固めたりといった大がかりな作業は一切不要で、誰でも簡単に設置・撤去が可能です。

一般的な学校体育の授業で活用することはもちろん、相撲部の練習や、文化祭などの学校行事でのデモンストレーションなど、幅広い用途でご活用いただけます。また、万が一の転倒時も、簡易ながらも衝撃吸収性に配慮された設計となっています。

一般用簡易土俵サイズ

内容物は収納袋に入れられ、持ち運びしやすくなっています。

内容物:シンプルで分かりやすい構成

簡易式土俵の内容物は、とてもシンプルで分かりやすい構成になっています。製品は常に改良が加えられる可能性があるため、下記の内容物はあくまで参考としてお考えください。

<簡易式土俵 内容物一覧>

土俵本体シート

土俵の基盤となる大きなシートです。このシートの上に立って相撲を取ります。

収納袋

土俵の「俵」部分を構成する軽量なパーツです。マジックテープで本体シートに固定します。

俵用収納袋

軽量俵をまとめて収納するための袋です。

下敷きフェルト

本体シートの下に敷くことで、床面の保護と、土俵の安定性を高めます。

下敷き用収納袋

下敷きフェルトを収納するための袋です。

これらの内容物は、一般用と児童用の2種類がありますが、基本的な組み立て手順はほとんど同じです。クッション性の高い下敷きフェルトを敷き、その上に土俵本体シートを広げ、最後に軽量俵をマジックテープで固定するという、非常にシンプルな手順で完成します。

組み立て方:誰でも簡単に設営可能!

それでは、簡易式土俵の具体的な組み立て手順を写真と合わせて見ていきましょう。慣れれば体育の先生一人でも十分に設置可能ですが、初回は複数名で作業されることをおすすめします。

ステップ1:設置場所の確認と清掃

まず、土俵を設置する場所の広さを確認してください。一般用土俵は約5.8m四方ですので、十分なスペースを確保できる体育館や多目的室が適しています。床に障害物がないか確認し、ホコリなどをきれいに清掃しておきましょう。

ステップ2:下敷きフェルトを広げる

次に、床に下敷きフェルトを広げます。このフェルトが、床の保護と土俵全体のクッション材の役割を果たします。できるだけシワができないように、きれいに広げてください。

クッションの間にすき間ができないよう、テープで留めます。

床にクッションを固定しつつしっかりと留めます。
複数人で行うようにしてください。

ステップ3:土俵本体シートをかぶせる

下敷きフェルトの上に、土俵本体シートを広げます。フェルトの中心とシートの中心を合わせるように意識し、全体を均等に広げていきます。シートの表面には、相撲の試合をイメージした円が描かれています。

本体シートが完全に広げられた状態。

ステップ4:軽量俵の準備

本体シートを広げたら、次に軽量俵を用意します。軽量俵は一つ一つが軽く、女性の先生でも簡単に持ち運びが可能です。俵にはマジックテープが縫い付けられています。

ステップ5:軽量俵を本体シートに固定する

本体シートの円周上に、マジックテープの受け側が設けられています。そこに、軽量俵のマジックテープをしっかりと貼り付けて固定していきます。この作業を円周に沿って繰り返すことで、土俵の形が完成します。

俵以外の部分も土俵に付けられているベルトを使って留めます。

ステップ6:全ての俵を固定する

全ての軽量俵を本体シートに固定すれば、土俵の完成です! マジックテープでしっかりと固定されているため、生徒が土俵上で動いても俵がずれる心配はほとんどありません。

ステップ7:最終確認

最後に、土俵全体にシワやたるみがないか、軽量俵がしっかりと固定されているかを確認してください。安全に相撲を楽しめる状態になっていることを確認したら、いよいよ準備完了です。

これらの手順で、どなたでも簡単に簡易式土俵を設営できます。生徒の皆さんが安全に、そして楽しく相撲に取り組める環境を、ぜひこの簡易式土俵で実現してください。

まとめ:相撲を通じて生徒の可能性を広げませんか?

今回は、三福商事製の一般用室内土俵と新型児童用室内土俵について、その概要と組み立て方をご紹介しました。手軽に設置できる簡易式土俵は、学校の体育の授業や部活動において、相撲をより身近なスポーツとして取り入れるための強力なツールとなるでしょう。

相撲は、単なる力比べのスポーツではありません。礼儀作法、相手を尊重する心、そして己の心身を鍛える精神性など、多くのことを学ぶ機会を与えてくれます。この簡易式土俵を導入することで、生徒の皆さんが相撲を通じて新たな可能性を発見し、心身ともに成長するきっかけとなれば、これほど嬉しいことはありません。

今回紹介した土俵

この記事で紹介した土俵は下記の製品です。

三福商事 DH-ST-2 一般用室内土俵(15尺土俵・直径4.5m)

メーカー:三福商事
品番 :DH-ST-2
商品名:一般用室内土俵(15尺土俵・直径4.5m)
税別定価:395000円(2022年度時)


販売価格:販売店舗により異なります

三福商事 DH-JR-2 新型・児童用室内土俵(日本相撲連盟規定3.3m土俵)

メーカー:三福商事
品番 :DH-JR-2
商品名:新型・児童用室内土俵(日本相撲連盟規定3.3m土俵)
税別定価:350000円(2020年度時)


販売価格:販売店舗により異なります
※紹介している商品価格は当ページに記載時のものです。最新の状況は各販売サイトでご確認ください。
Tags:

ページ作成:東洋体機株式会社

ページ作成者:東洋体機株式会社

運動施設・学校向け 体育器具・スポーツ用品専門会社
設立は1963年。
知られる機会があまり無い「運動器具の知識・選び方etc」を各種施設管理者向けに紹介していきます。

  • Vimeo
  • Youtube

安全対策用クッション敷設事例 詳細ページ