公開日:2024/07/25

Q:運動用マットの持ち手部分の修理はできますか?

体育館にある運動用マットの持ち手部分が破れたので修理方法を教えてほしい
質問

A:メーカーに送って修理することは可能ですが、破損状況によって修理できないこともあります。マットカバーが販売されているならカバー交換がおすすめです。

運動用マットの持ち手部分が破損した場合、まず考えられるのはメーカーへの修理依頼です。

多くの運動器具メーカーでは、自社製品の修理サービスを提供しています。マットの持ち手部分の破損についても、メーカーに相談することで修理対応してもらえる可能性があります。
まず破損状況を詳しく伝え、修理が可能かどうか、費用はどのくらいかかるのか、修理期間はどのくらいかなどを確認するようにしましょう。製品によっては、すでに製造が終了しており、部品の供給が難しいケースもあるので注意が必要です。

ただ、持ち手の部分の修理は持ち手のまわりの布地の強度が落ちていると、引っ張りに弱くなり生地自体が裂けてしまうことがあります。

マットカバーごとの交換という選択肢

運動用マットの中には、カバーと中身のクッション材が分かれている製品もあります。このようなタイプのマットであれば、持ち手部分の破損がマットカバーの損傷である場合、カバーのみを交換することで問題が解決します。

カバー交換のメリット

  • 比較的安価に修理できる可能性がある: 新しいマットを丸ごと購入するよりも、カバーのみの交換の方が費用を抑えられることが多いです。
  • 修理期間が短い: マットをメーカーに送る手間や修理期間がなく、新しいカバーが届き次第すぐに交換できます。
  • 自分で交換できる: 基本的にカバーの交換はご自身で簡単にできるため、専門業者に依頼する必要がありません。

カバー交換の注意点

  • 全てのマットにカバーがあるわけではない: 一体型のマットには適用できません。
  • 純正カバーの入手性: 使用しているマットのメーカーが、交換用の純正カバーを販売しているか確認が必要です。互換性のないカバーを使用すると、サイズが合わなかったり、安全性に問題が生じたりする可能性もあります。

破損状況と安全性の確認が重要です

持ち手部分の破損に限らず、運動用マットは生徒さんの安全に直結するものです。破損したマットを使い続けることは、転倒や怪我のリスクを高めることにもつながります。

  • 中のクッション材の状態: 持ち手だけでなく、マット本体にへたりや亀裂がないかも確認しましょう。
  • 表面の劣化: 表面素材が滑りやすくなっていたり、破れて中の素材が見えていたりしませんか?
  • 縫い目のほつれ: 特に端の部分や負荷がかかる部分の縫い目もチェックしましょう。

少しでも不安を感じるようでしたら、無理に使い続けず、新しいマットへの買い替えを検討することも重要な選択肢です。

Tags:

ページ作成:東洋体機株式会社

ページ作成者:東洋体機株式会社

運動施設・学校向け 体育器具・スポーツ用品専門会社
設立は1963年。
知られる機会があまり無い「運動器具の知識・選び方etc」を各種施設管理者向けに紹介していきます。

  • Vimeo
  • Youtube

安全対策用クッション敷設事例 詳細ページ