公開日:2021/05/27

授業・わんぱく相撲向け相撲マワシの種類

日本の国技である相撲は、わんぱく相撲に代表される大会でも盛り上がりを見せ、学校の授業でも取り入れられつつありますね。

相撲を行うためにはマワシが必要となりますが、そのマワシにはいくつかの種類があるため、どれを選べば良いのか迷われる場合もあると聞きます。そこで今回は、大きく3タイプに分けた相撲マワシの特徴と、具体的な製品例についてご紹介していきましょう。

相撲用マワシの種類

相撲マワシは以下の3つに大別できます

  • 簡易マワシ(履くだけのタイプ)
  • 簡易マワシ(巻き付けるタイプ)
  • 本格的なマワシ

どれが適しているかは、大会の規模やマワシをつける目的、あるいは授業などの時間的な都合によっても変わってきます。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

簡易マワシ(履くだけのタイプ)

履くだけの簡易マワシとしてよく用いられるのが、マイティパンツと呼ばれる製品です。これは半ズボンとベルトを組み合わせた構成で、とにかく履くのが楽で素早く身につけられる点が大きな特徴と言えます。

半ズボン型の上部にあるベルト通しに、専用のベルトを通して使用します。このベルトはマワシの生地で作られた幅広型で、競技中にもきちんとマワシを掴むことができるように工夫されています。

大人用マイティパンツ
子供用マイティパンツ
マイティパンツ装着 - 横から
マイティパンツ装着 - 正面から

マイティパンツには、以下のようなメリットがあります。

  • 装着に手間いらず、時間を有効活用できる:着替えの時間を短縮し、授業や練習に多くの時間を割くことができます。
  • ズボンの上から履くことができて清潔:直接肌に触れないため、衛生的に使用できる点も学校での使用に適しています。
  • 頑丈な構造で競技中に取れにくい:激しい動きの中でも外れにくく、安心して使用できます。

ラインナップは子供用のSサイズから大人用のXLまでと幅広く、幅広い年齢層で利用できるのが魅力です。

本格的なマワシとは異なり半ズボン型なので、購入時にはサイズを指定して揃える必要があります。上記のようなメリットから、特に学校での授業や地方大会、相撲の練習にぴったりだと考えられます。

■マイティパンツを購入する方法
販売している店舗はほぼないため、ネット通販で買うのが最も簡単な方法です。

簡易マワシ(巻き付けるタイプ)

マイティパンツと合わせてよく使われるのがフラップ仲條(なかじょう)社製の簡易すもうマワシ。ベルトに前垂れがついた形状をしており、ベルトを絞って固定します。

この巻き付けタイプの簡易マワシも、マイティパンツと同様に、

  • 装着に手間いらず、時間を有効活用できる
  • ズボンの上から履くことができて清潔
  • 頑丈な構造で競技中に取れにくい

というメリットがあります。ネットのショッピングモールではあまり見かけないこともありますので、Amazonや楽天で扱いがなければ、当社のウェブサイトも合わせてご検討いただけると幸いです。

本格的なマワシ

本格的なマワシは、長い布地を体に巻き付けて装着するタイプです。

「1号」や「2号」「4号」といった号数は生地のランクを示しており、数字が少なくなるほど生地が厚くなります。生地が厚くなると、それだけマワシを4つ折りにして使う際に折りたたみにくくなり、装着が難しくなる傾向があります。

ちなみに、特1級はプロの力士などが使い、1級は幕下力士によく使われるそうです。2号は初心者の大人がよく使うことが多いですが、あくまで目安です。本格的に相撲に取り組んでいる子供の中には、小学生でも特1を使用することもあります。

このタイプのマワシの締め方については、日本相撲協会の「マワシの締め方(PDF)」を参考にされると良いでしょう。

相撲用マワシタイプ まとめ

相撲用のマワシにも、本当にいろいろなサイズや硬さ、タイプがありますね。

相撲を始める入門用としてであれば、手軽に装着できる簡易的なマワシを選んでみるのが良いかと思います。

学校の授業や大会で使う場合は、事前に主催者に確認を取り、どのようなマワシが適合するのかを確認することが重要です。例えば、わんぱく相撲の全国大会では本格的なマワシが使用されることが一般的です。用途に合わせて適切なマワシを選び、安全で楽しい相撲の時間を過ごしましょう。

ショッピングサイトでは、下記のような相撲用マワシが販売されています。

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ページ作成:東洋体機株式会社

ページ作成者:東洋体機株式会社

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