ロングビート板・浮島の特徴
プールでの指導や活動において、様々な運動器具が活躍しています。その中でも、ひときわ目を引くのが「ロングビート板」や「浮島」ではないでしょうか。通常のビート板を大きくしたこれらの用具は、大きな浮力を持ち、水泳の補助だけでなく、レクリエーション活動にも幅広く活用されています。
今回は、このロングビート板と浮島の特徴について、詳しくご紹介したいと思います。プールでの指導や、子供たちの安全な活動を考える上で、ぜひ参考にしてみてください。
ロングビート板の特徴

ロングビート板は、その名の通り、通常のビート板を大きく、長くしたものです。一般的には、幅が50~60cm程度、長さが200cmほどのサイズが多く見られます。複数人がまたがって乗れるほどの大きさがあるため、様々な使い方ができるのが特徴です。
例えば、生徒が水に慣れるための補助具として、また、泳ぎのフォームを身につけるための練習用具として活用できます。複数人で乗って遊ぶことで、水に親しむきっかけを作ることも可能でしょう。

ロングビート板の表面は波打ったような加工になっていることがあります。
これはシボ加工といい、撥水性を上げるためや滑り止め効果を出すために行われています。
浮島の特徴

浮島も、ビート板を大きくしたような形状で、大きな浮力を持つプール用具です。ロングビート板と似ている部分もありますが、浮島は正円や正方形に近い形をしていることが多いのが特徴です。
また、ロングビート板よりも厚みがある場合が多く、その分、さらに大きな浮力を持ちます。そのため、子供が数人乗っても沈みにくく、安心して水上での活動を楽しめるようになっています。水に慣れない子供にとっては、水への恐怖心を和らげ、楽しく水に触れる機会を提供できるのではないでしょうか。水上運動会や、チーム対抗のレクリエーションなど、多様な活動に活用できると考えられます。
運搬や保管について
ロングビート板や浮島は、そのサイズゆえに、運搬や保管に工夫が必要になります。一般的には、専用の整理台に収納し、保管することをおすすめします。そうすることで、プールサイドを整理整頓でき、安全な環境を維持することにもつながります。
サイズが大きい分、子供に任せると引きずって運んでしまうことが多く、破損の原因にもなりかねません。複数人で協力して持ち運ぶか、可能であれば大人が出し入れを行うのがおすすめです。安全管理の観点からも、この点は非常に重要だと考えられます。
おすすめのロングビート板・浮島
様々なメーカーから、特色あるロングビート板や浮島が販売されています。それぞれの製品には、素材や耐久性、価格など、様々な違いがありますので、学校の予算や使用目的、プールの広さなどを考慮して、最適なものを選ぶことが重要です。
もし、どのような製品を選べば良いか迷われるようでしたら、こちらの記事も参考にしてみてください。
ページ作成:東洋体機株式会社
Related Posts
- 2022/10/12 ナレッジ 水泳指導の頼れる相棒、ビート板の種類と特徴、選び方、保管方法
- 2021/06/21 ナレッジ プール用マスクを使うメリットとは?安全で快適なプール環境のために
- 2021/05/26 ナレッジ 学校用プールの水温基準
- 2021/05/26 製品選び 学校・スポーツクラブ用オススメ水温計
- 2021/05/30 ナレッジ コースロープフロートの安全性・危険性・怪我のリスクについて
新サイト開設のお知らせ|スポーツカタログ
ナレッジに「サイズ別サッカーボールの特徴・選び方【5号球/4号球/3号球】」のページを追加しました
Q&Aに「Q:購入した商品が破損していたらどうすればいいですか?」のページを追加しました
製品選びに「おすすめのケンパ遊び用グッズ - 体力づくり・レクリエーション兼用」のページを追加しました
製品選びに「ボール用ポンプ・コンプレッサーの種類とおすすめ製品」のページを追加しました