体育館でバレーボールを行うにはもちろんバレーボール用の支柱(ポール)が必要になります。
しかし支柱はそうそう買い換えるものでもないため、どんな支柱がいいのかわからないとよく言われます。

この記事では、バレーボールやソフトバレーボールの支柱について素材や選択の注意点をまとめましたので参考にしていただければと思います。

素材によるバレーボール支柱の違い

バレーボールのための支柱はいろいろな素材があってそれぞれにメリット・デメリットがあります。

下記は運動器具の大手メーカー、Senohのカタログからの抜粋ですがSenoh社はこのような目安を設定しています。
ネットがピンと張れるかや、製品の重さ、価格によっても推奨される使用シーンは異なっています。

 

スチール製は重くて運びづらいが頑丈で安価

一般的な製品価格は、¥80000~¥120000前後です。

 

重いですが強度があるので、ネットをピンと張れます
価格はもっとも安いです。

部活、試合用にも対応できます。

トーエイライト(TOEI LIGHT)バレー支柱AC−W B2800

 

アルミ製は軽くて運びやすいが柔らかくたわみがち

一般的な製品価格は、¥200000~¥300000前後です。

軽いですが、競技用にはおすすめしません。
競技用レベルのネットの張りになりにくいからです。
ネットがピンと張れないと、事故の恐れも高まります。

スチールと比較すると重さは半分、価格は2倍です。
主に授業用で使われています。

 

カーボン製は軽くて頑丈だが高価

一般的な製品価格は、¥400000前後です。

 

アルミより軽く、スチール並みに強度があります
ネットもピンと張りやすいです。
価格が高いので、予算と相談してください。

どんなシーンでも使え、国体やVリーグでも使用されています。

 

素材によるネットのたわみ方の比較

セノー社による支柱のたわみ量比較です。
どれくらいネットがピンと張れるかですね。

セノー社製品を使った比較です。
すべてのメーカーに当てはまるものではありません。

しかし、大まかな傾向はどのメーカーでも同じです。

例えば、アルミ製はたわみ量が大きいため
競技レベルのネットの張りには適していません。

 

 

バレー支柱を買う時のその他の留意点

欲しい支柱が決まったら、買う前に下記の点を確認してください。

 

①ネット締め器のずり上がり防止機構が付いているか?

②指詰め防止加工があるかどうか

③床下サイズは適性か

 

ネット締器のずり上がり防止機構が付いているか?

ネット締器とは、バレーボール支柱にある突起です。
ネット締器が上に移動しないようにしてあります。

 

今から購入されるものにはほぼ付いているはずですが必ず確認してください
ネット締器が支柱をすべり、生徒のあごに直撃する事故がありました。

こういった事故を防ぐため、ずり上がり防止加工がある支柱を選んでください。

 

指詰め防止加工があるかどうか

あると、高さ調節時の指詰め事故を予防できます。

下の写真のように、指詰め防止加工があると、ピンを抜いてもパイプが途中で止まります。

 

 

指を詰める事故は実際に起こっています。
この事例だと、指を切断してしまいました。

 

指詰め加工はあった方が安心できます。

床下サイズは適切か

床にうまっている支柱の長さですね。

体育館のバレー支柱用の穴にはゴミなどがたまって浅くなっていることもあります。
掃除した上で事前に深さを測っておきます。

たいていは25cm~50cmぐらいの深さになっているはずです。
支柱によっては、メーカーが指定した深さ用に調節(出荷時にカット)してくれることもあります。

※支柱のこの部分です↓

 

まとめ

  • カーボン製のバレー支柱は高機能・価格以外は優秀
  • アルミ製は軽くて安全・ただしたわむ
  • スチール製は安くて頑丈だが重くてはこびづらい

理想を言うならカーボン支柱ですが、予算的に難しい場合はアルミかスチールで選ぶことになります。

試合には使わないのであれば軽さ重視のアルミ、部活や試合でガンガン使っていくならネットがピンと張りやすい強度を持つスチール、という使い分けが良く行われています。

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