Q:商品の入荷待ち中に店が倒産したらどうすればいい?
その店が倒産(or廃業)しました。
必要なものなのでどうすれば手に入るでしょうか?
別の店に注文する必要があるのか
もう一度最初から入荷を待つことになるのか知りたい
A:状況によってケースバイケースです
注文された商品は、一般的には下記のような流れでお手元に届きます。
工場→メーカー→小売店→購入者
小売店が在庫を持っていればすぐに届きますし、メーカーに在庫がある場合もさほど待たずに入手可能です。
入荷に時間がかかる場合、工場から取り寄せているか製造中かと思われるので、このケースを説明します。
どうすれば商品を入手できますか?
ほぼ、別の小売店に注文しなおすことが必要になります。
例外として「店がメーカーに支払いを済ませており、購入者へ直送されるのを待つだけの状態」であれば、小売店がなくなってもメーカーから送られてくることがあります。
ただし、小売店がメーカーに先に支払いすることはほとんどないので可能性はかなり低いと思われます。
また最初から入荷を待つことになりますか?
入荷待ちだった理由によって変わってきます。
「海外からの輸入まち」の場合・・・
工場が海外にある場合、メーカーは主に船便で数か月ごとに一定数を輸入しています(輸送費が安価かつ大量に積めるため)。
入荷数は一定ではなく、メーカーの判断になります。
そして入荷を待っている人や予約注文が入っている数を「注文残」と呼びます。
メーカーへの入荷数>注文残数なら、
他の小売店に注文しなおしても納期は変わりません。
メーカーへの入荷数<注文残数なら、
他の小売店に注文しなおすと次回の輸入を待つことになり、納期は大きく延びることになります。
「受注生産」の場合・・・
受注生産とは、注文後に商品を製造もしくは仕上げを行う販売形態です。
その場合、他の小売店に注文して最初から製造しなおしになるため納期が延びそうです。
ただし、メーカー側も「作りかけの商品があって困っている」状態かもしれません。
小売店を通して、事情を伝えれば作りかけの商品を使って製造が行え、さほど変わらない待ち時間で入手できる可能性があります。
結論
商品の入荷を待っている状態で小売店が倒産や廃業をしてしまったら、購入者は改めて別の小売店に同じものを注文する必要があります。
待ち時間は「入荷待ちの理由」や「入荷待ち人数」などに左右されますが、状況を販売店に問合せてみると教えてもらえるかもしれません。
その際、小売店を選ぶ際は何でも屋のような多品種の取扱店ではなく、そのスポーツの専門店を選んだほうがスムーズになるでしょう。メーカーとのパイプが太く緻密なやり取りしてもらえる可能性が高いからです。
新サイト開設のお知らせ|スポーツカタログ
ナレッジに「サイズ別サッカーボールの特徴・選び方【5号球/4号球/3号球】」のページを追加しました
Q&Aに「Q:購入した商品が破損していたらどうすればいいですか?」のページを追加しました
製品選びに「おすすめのケンパ遊び用グッズ - 体力づくり・レクリエーション兼用」のページを追加しました
製品選びに「ボール用ポンプ・コンプレッサーの種類とおすすめ製品」のページを追加しました