公開日:2025/02/12

Q:ボールに空気を入れても一晩経つと空気が抜けてきます

いただいた質問
Q:ボールに空気を入れても一晩経つと空気が抜けてきます。初期不良でしょうか?

A:ボールの空気抜けについて、初期不良の可能性を含め、いくつかの原因が考えられます。主に以下の3点が挙げられます。

1. 気温の変化

ボールは、外気温が高いと膨張し、低いと収縮する性質があります。特に、寒い場所で保管されたボールは、翌朝に空気が減ったように感じられることがあります。
これは、ボール内部の空気が温度変化によって収縮するためです。

2. ボールの自然な空気抜け

ボールは、素材や構造上の特性により、自然に空気が抜けていく性質があります。
これはある程度避けられないものですが、過度に空気が抜ける場合は、他の原因も考えられます。

3. 経年劣化、初期不良、バルブ破損

経年劣化や製造上の不具合(初期不良)、空気注入口(バルブ)の破損なども、空気抜けの原因として考えられます。
これらの場合、徐々に空気が抜けるのではなく、比較的急激に抜けてしまうことが多いようです。

まとめ

ボールの保管場所が気温の低い場所である場合、気温の変化が原因である可能性が高いと考えられます。

ボールの空気圧が適切であるにもかかわらず空気抜けが見られる場合は、自然な空気抜けである可能性があり、必ずしも不良品とは限りません。

念のため、空気を入れた後にボールを水につけるなどして、空気漏れがないか確認してみてください。特にバルブ付近から空気漏れがあるようでしたら、空気入れの使用時にバルブを傷つけてしまった可能性があります。この場合は、バルブ交換による修理で改善が見込めます。

上記のいずれのケースにも該当せず、ご購入から日が浅い場合は、初期不良の可能性も考えられます。お手数をおかけしますが、ご購入店舗までご相談いただけますようお願いいたします。

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ページ作成:東洋体機株式会社

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