この記事では一般用・少年用サッカーゴールについて載せていきます。

サッカーゴールとは、使われる種類・入手方法

サッカーゴールとは

サッカー(世界的にはフットボール)に使われる用具で、ネットを張って利用します。キーパーがボールを止めきれずゴール内にボールが完全に入ると1点となります。ネットにボールが触れるかどうかは無関係です。

プロが使うトップクラスのゴールを除いて、サッカーゴールは持ち上げてサッカーゴール運搬車に乗せ、移動できます。移動できる=強風などで倒れることもあるということなので、ウエイトなどを利用して固定することが必要です。サッカーゴールの固定については記事の中ほどで説明したいと思います。

下記の写真はプロ向けのゴールで、支柱がグラウンドに埋め込まれている埋め込み式タイプです。ウエイトでの固定をする必要はありません。しかしこのタイプは大きめの運動競技場ぐらいでしか目にしませんので、基本的には固定されていないゴールには近寄らないようにしてください。

サッカーゴールの大きさ-種類別

サッカーゴールはサイズ張るネットも様々なものがあります。その種類を大きく分けると次のようなものになります。

一般用サッカーゴール

大人が使うサイズのサッカーゴールです。最もポピュラーです。

間口のサイズは幅7m32㎝×高さ2m44㎝

トップクラスのゴールの特徴

Jリーグレベルの競技場や世界的な大会に使われるランクのゴールには、一般向けではない特徴があります。ゴールインしたボールがふわっと落ちて競技が美しく見えるような工夫、ゴールが倒れない安全な構造など、プロスポーツとして最高の魅せ方ができるようになっています。

サッカーゴールに後部フレームが無い場合がある、その理由と注意点」にも記載しましたが、後部のフレームが無いタイプのゴールがあって、その理由のひとつがメディア映えです。

プロ向けサッカーゴールの価格

プロ向けのサッカーゴールも一般向けと同じサイズですが、50万以下で買える一般ゴールとはさまざまな面で違いが見られます。

ゴール本体の仕様の違いから、本体価格は100万前後。

  • ゴールネット
  • 後部ポール
  • 基礎
  • 基礎カバー
  • ウエイト
などを含めるとトータル300~400万ほどになります。
それに加えて、工事費も必要になってきます。 プロ向けグラウンドだと芝の養生や運搬費用、本体の運送費用なども相当かかりますのでゴールと周辺器具・工事を合わせると500~600万かかってもおかしくはありません。

少年用サッカーゴール

一般用ゴールより一回り小さいサイズです。一般用より小さなサッカーゴールネットを使います。

間口のサイズは幅5m×高さ2m15㎝

レクリエーション用サッカーゴール

特に規格が無く、自由に作られています。園児が遊ぶような持ち運びサイズから、そこそこ耐久性のある鉄製ゴール、空気を入れて膨らませる特殊なものまで。練習やサッカーのとっかかりに最適です。

組み立て式ながらも、本格的なサッカーゴールもあります▼

サッカーゴールVIGO

サッカーゴールの価格と付帯用具の種類

サッカーゴールの多くは1対(=1組=2台)で売られていますが、1台単位のこともあります。購入時にご確認ください。価格差は、そのサッカーゴールの仕様の違いです。仕様には次のような要素がありますので、一例を挙げます。

  • クロスバー(上にある横棒)の太さや継ぎ目の有無
  • ボルトの突起の収納
  • ゴールネットの固定方法
  • 補強部材の仕様
  • ゴール本体の素材
  • 塗装の方式

こういった仕様の違いで価格には幅があることを踏まえて、次のような価格帯だとお考えください。

サッカーゴールの価格

商品によってピンキリではあるものの、ゴールの価格を用途別に分けるとこのようになります。

サッカーゴールの用途 価格帯
プロ向け 1対100万~
一般用 1対30~50万~
少年用 1対20~40万~
レクリエーション用 1台5000円~10万~

 

サッカーゴール以外に必要なものとその費用

送料

2万円~10万円ほど

クロスバーが1本もの(継ぎ目がない)であるタイプは、運ぶのが大変なので送料が高くなる傾向にあります。また、配送先への距離が遠くなるとぐっと高くなり、離島の場合は20万円を超える場合もそもそも配送自体できないこともありえます。

サッカーゴールネット

2万円~8万円ほど

ネット自体の耐久性やデザイン性(亀甲目型は高価)で異なってきます。学校では2~2.5万円前後ぐらいの安価なものがよく使われます。

ゴールウエイト

1万円~5万円ほど

ウエイトは予算次第で・・・という訳にはいきません。サッカーゴール購入計画に組み込んでおくべき費用です。土台に乗せるウエイトタイプ、土台を固定する杭タイプ、事前に土に埋め込みゴールを固定する固定金具タイプなどがあります。

防護マット

2万円~4万円ほど

ゴールにぶつかってもケガをしないように支柱に巻き付ける防護マットです。利用者の年齢層によっては必要になることもあります。

サッカーゴールのメーカー

当社が把握する限り、これらのメーカーで取り扱いされています。

エバニュー トーエイライト テクノ 三和体育製販 ルイ高 ダンノ

サッカーゴールのトレンド・傾向

ゴールは軽くなる傾向へ

昔のゴールは今と比べてかなり重いものが主流でした。200㎏を超えるゴールもあったように思います。

技術の進歩と安全面への配慮により、扱いやすく・軽く・安全にという流れになってきています。

サッカーゴールの管理・メンテナンス

サッカーゴールは目で見てわかる劣化が多くメンテナンスしやすい部類に入ります。体育器具のメンテナンス参考書「事故防止のためのスポーツ器具の正しい使い方と安全運転の手引き」によると、定期点検として接合部は3か月、その他は6か月ごとに行い、標準耐用年数は1~5年とされています。幅があるのはゴールを構成するパーツによって違うためで、ネットが1年ゴール本体や転倒予防の打ち込み杭が5年です。詳しくは書籍をご参照ください。

 

「事故防止のためのスポーツ器具の正しい使い方と安全点検の手引き」書籍紹介

 

サッカーゴールの管理で特に気を付けること

サッカーゴールは事故事例が多く、その重さから死亡事故になることも多々あります。ゴール本体が劣化していなくても事故が起きます。劣化している場所をチェックすることに加えてウエイトなどの固定・設置場所の土壌の強固さなども見ましょう。

サッカーゴールは必ず固定を

ニュースで事故が報道されると瞬間風速的にウエイトの注文が増えます。2~3か月待ち、時には半年待ちのこともあります。普段からウエイトを使っていればここまで需要の波が起こることは無いのですが、特に公共施設は予算との兼ね合いで固定用具は後回しにされがちです。

サッカーゴールを買うならどこで?

レクリエーション用ならスポーツ店やディスカウントショップで手に入ります。サイズや仕様を見て確認できるので買い間違いは少ないです。

少年用サッカーゴール、一般用サッカーゴールなの買い替えや新規導入なら体育用品店、ネット通販で手に入ります。注文後に製造する受注生産が多いので、入手まで1~2か月は余裕を見ておいてください。

買う場合にはサイズ、総予算、重視すること(耐久性など)を販売店に伝えて良く売れているものを買われると安心です。

京都市内でしたら当社で取り扱いメーカーすべてのゴールを、京都市外のお客様にはルイ高社製ゴール以外を販売可能です。

 

Last Update: 2021-05-30  

2021-05-25  製品ジャンル  
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