学校やスポーツ団体で使われる「テント」について載せていきます。 特定のテントではなく、そのジャンルで使われる用具・器具についての普遍的な内容です。授業や大会に備えて準備中の先生・同好会立ち上げスタッフ・何かのきっかけで個人的に興味が沸いた方の参考になれば幸いです。
競技用テント・学校向けテントとは?種類・入手方法
テントにはいくつもの種類があります。ここでは、学校や運動施設で使われることが多い「集会用の大型テント」を取り上げます。パイプを組み合わせてから幕を取り付ける製品で、パイプテントとも言われます。
このページのテント画像は、学校や競技施設でよく使われているテントメーカー、中津テント社のカタログのものを使わせていただいています。
- 集会用の大型テント ←このページにあるのは、集会用テントについての情報です
- 防災用のテント
- イベント用の特殊なテント
- 個人用のおしゃれなテント
- キャンプ用のテント
- etc・・・
パイプテントのサイズ
テントのサイズをあらわすには、メートルと合わせて間(けん)という単位がよく使われます。1間は約180㎝です。
2間×3間のテントのサイズは、約3m60㎝×約5m40㎝となります。これは最もよく使われ、使い勝手の良いサイズでもあります。
パイプテントの組み立て方
1→2→3の順で組み立てます。製品によって違いはありますが、おおむねこのような順序で組み立てると楽です。
- テントの頭部分を組み立てる
- 天幕をかぶせて固定する
- テントの頭部分を持ち上げ、脚部を取り付ける
テントメーカー、中津テントによる集会用パイプテントの組み立て方法の動画がありました。こちらが分かりやすいので、組み立てを忘れた・購入前にイメージをつかみたい場合などにぜひご覧ください。
幕の種類
テントの周り、4方向には幕を張ることができます。どの位置に幕をつけるかはテントの用途によって使い分けます。
幕なしは、簡易なテント
日光や軽い雨を防ぎ、空間を区切るためのテントです。
3方幕は横風を防ぐテント
全面以外を幕で覆うと、風を防ぐことができます。また、幕無しよりもより強く空間を区切って使うことが出来ます。
4方幕は更衣室などに使うテント
4方向に幕を張ると中が見えなくなります。屋外更衣室などに使われることが多いテントです。
テントと合わせて揃えたいもの
ウエイト・杭
写真は一例です。テントは必ずウエイトや杭で固定し、強風が予想されるときには使わないようにしてください。
このウエイトはそれ自体が重量を持ちます。
このウエイトは内袋に水を入れて使うタイプです。
テントは風を受けやすく、強風で飛ばされることもあります。それなりに重量があってパイプは固く、飛ばされたテントは危険性が高くなります。必ずウエイトもしくは杭で固定してお使いください。
名入れ加工
下記は2018年度の中津テントカタログからの抜粋です。価格は変わることがありますが、基本的に1文字あたりいくら、という形になります。
寄贈品として使われる場合には、名前を入れることが一般的です。
〇〇〇学校と大きな文字で入れ、平成29年 XXX寄贈と小さな文字で入れることが多いです。
テントを製造しているメーカー
当社が把握する限り、これらのメーカーで取り扱いされています。
買うならどこで?
キャンプ用テントはよく見かけますが、集会用のテントを実店舗で売っている店はあまりありません。テント専門メーカーの通信販売、運動器具の小売店などにお問い合わせください。
Last Update: 2021-05-25