『鉄棒』は、学校や公園など子供たちがあそぶ場所によくある遊具の一つです。
そしてよく落ちてけがをする遊具でもあります。
- 体づくりの一環として行われるため、無理めなチャレンジでも頑張ってしてしまう
- 勢いをつけた全体重を、腕だけで支えること
仮に落ちてもケガしないのであれば大きな問題ではないのですが、怪我の危険性は大きいのが現状です。
なぜなら、鉄棒は回転運動を主とするため頭から落ちることが他の遊具に比べて多いことと、それに加えて鉄棒はグラウンドの隅にあるため側溝や側溝フタ・マンホール・コンクリブロックなどの硬くて危険なものに囲まれているからです。
しかし、鉄棒で行える運動の多様性は子供たちの成長に重要な役割を果たしてくれるので鉄棒を撤去すれば解決する問題ではありません。体がしっかり作られないと、将来的に別の形で不利益を被るからです。
そこで、安全性を確保しつつ鉄棒運動を行うために落下事故防止用のマットが使われます。
この記事では、落下事故防止のための鉄棒用マットの特徴やおすすめの製品を紹介します。
鉄棒用マットとは
鉄棒用マットとは、鉄棒運動時に下に敷いておいて落下時の安全性を高めるためのものです。
予算が潤沢にある施設では、鉄棒の下が人工芝になっていたりゴムチップだったりとある程度の安全性が確保されていることもありますが、多くの場所、特に学校では予算とグラウンドを他競技に活用する必要があることから鉄棒の安全対策は何もされていないところが多いです。
そんな時に鉄棒用のマットが役立ちます。
また、マットを敷くことで地面がえぐれることを防ぐこともできます。えぐれたところに水が入ると水たまりになり服を汚したりすべって怪我が増えたりします。マットにはこういったことを防ぐ効果もあります。
鉄棒用マットの特徴
鉄棒用マットにはいくつかの分類があります。
たとえば、固定するタイプのマット。
移動させにくいがずれにくいのが特徴です。
鉄棒用のマットは厚みによる違いもあります。
厚みがあればあるほど足元が不安定になる恐れは高いものの、安全性はアップします。
多くの製品は一長一短、メリットデメリットを持っていますが
理想を言うなら
- 足元の安定性を保ったまま
- 安全性は高く
- ずれにくいが
- 移動させることもできる
鉄棒用マットだとベストです。
当社では上記の条件に合致するこの製品を薦めています▼
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鉄棒用マットの保管・メンテナンス
多くの鉄棒用マットはそのまま置きっぱなしでよいのですが、もし水が透過しない仕様なら、水がマットの上に溜まらないようにする必要があります。
また、防水ではないマット(屋内用マットを鉄棒用に流用しているケースもあります)なら中のスポンジが泥水を吸って重く汚くなることもありますし、防水マットであってもカバーが破れると同じようになってしまいます。
どんな鉄棒用マットを使うかは鉄棒周りの状況によって変わってくると思いますので一概にはいえないものの、少なくとも屋内用マットを使うことはおススメできません。スタッフの負担や汚損リスクが大きいためです。
「屋外の鉄棒に適したマット」には、下記のようなものがありますので、こういった製品をご利用ください。
おススメの鉄棒用マット
Last Update: 2021-05-22