ホイッスルは、合図や警告音を出すための楽器の一種です。電気的な音を出す「電子ホイッスル」というものもありますが、このページでは普通の「ホイッスル」について、特徴や使い分け方などの基本を見ていきます。 その後、一般的なホイッスルをいくつか紹介いたします。

ホイッスルが使われるシーンと使用目的

ホイッスルは、日常のさまざまなシーンで使われています。

目的は、主に合図・警告・防犯です。限定された用途としては動物へのしつけ・合図・鳥寄せなどもあります。

電車の車掌が持っているもの、警察官が持っているもの、サッカーのレフェリーが持っているもの、防犯用に小学生がランドセルにつけているもの、警備員や誘導員が咥えているもの・・・この他にも、さまざまな場面で見かけるホイッスル。

これだけ多くの用途に使われているのに、同じホイッスルでよいのでしょうか?

実は、ホイッスルには「これを使わなければいけない」というルールはほとんどありません。要は「何でもいい」わけです。ですがホイッスルというものは身に着けて頻繁に吹くことになることが多く、ちょっとした違和感がストレスになります。ホイッスルそれぞれが持つ特徴を知って使い分けることで、こういったちょっとしたストレスを無くして、気分よく使うことが出来ます。

 

ホイッスルの音色違い・特徴

ホイッスルにはどのような違いがあるのか?それぞれのシーンにあったものを使うために、音の違い音以外の違い、大きく分けてこの2つを説明します。

音の違い

まず、音の違いについてです。

音量の大小

どれだけ大きな音が鳴らせるか、です。

ホイッスルの構造によって、最大音量がほぼ決まります。どれだけ強く吹いても、ホイッスルの能力以上に大きな音は出ません。たとえば、100円ショップで売っているようなものではサッカー場に響き渡る大音量は出すことができません。

音の高低

高い音、低い音どちらになるかはホイッスルの構造で決まります。

高音を出すホイッスルなら、騒がしい場所でも遠くまで音を届けることができます。低音のホイッスルなら耳障りがよく、人をイライラとさせることが少なくなります。これはどちらかが優れているわけではありません。目的によって使い分けるものだからです。

音色

音色とは、音の響き、音から受ける印象です。鳥が鳴くような心地良い音色のものもあれば、そうではないものもあります。相手に与える印象を考慮して、ホイッスルを選ぶこともあります。

音のキレ

音のキレとは、吹いてからすぐに音が出るかどうかと、吹くのをやめたときにすぐ音がとまるかどうかです。音の出と終わりが間延びしているのはキレの良くないホイッスルです。すぐに音がでる・止まるのがキレのいいホイッスルで、ピッと短く鳴らせます。

音の方向

ホイッスルの中には、音が出る方向やその広がり方まで緻密に計算されているものもあります。

音以外の違い

持ちやすさ

特にスポーツの審判にとって重要なのが、ホイッスルの持ちやすさです。手や首から下げた状態で、どれだけ早く手に持ち構えることができるのかということも含まれます。スポーツを例に挙げれば、試合中の審判は忙しく、反則・警告に合図を出したり、メモを取ったり時計を見たりしています。ホイッスルを手に取ったときに手間取ることが無いよう、音色だけではなく持ちやすさもかなり重要視されます。

吹きやすさ

吹く息がすべて音に変換されると吹きやすく感じますが、ホイッスルの横から漏れると、大きな音は出せず、吹きづらいと感じます。また、間の抜けた音にもなってしまいます。

手入れしやすさ

ホイッスルの材質によって、水洗い出来たり出来なかったりします。一般的に金属製のホイッスルは水に弱くデリケートです。コルクが中に入っているホイッスルも、あまり水には濡らさないほうが良いです。メンテナンスにあまり手間暇をかけられないなら、手入れが簡単にできるものを選びましょう。

おまけ:ホイッスル素材の安全性

ホイッスルは口に触れるものですが、日本では食品衛生法や玩具基準の対象になっていません。そのため、公的に「このホイッスルは安全です」と証明ができません。

ある程度目的がはっきりしているもの(スポーツや警備、国防などの用途)では、それらの採用基準に合う素材を使って作られていますので、基本的に人体に影響を及ぼすことは無いでしょう。

ただし、そのようなことが考慮されづらい安価なおもちゃホイッスルであれば
そのような採用基準に照らされることはありません。
「このホイッスルは安全だろうか」と思ったら、個別に問い合わせてみてください。

では、これらを踏まえて一般的な用途に使えるホイッスルをいくつか紹介します。

一般的なホイッスルの例

特に限定された用途のものを探している、ということでなければ一般的なホイッスルで事足ります。ここでは、あえて「普通の」ホイッスルをいくつか挙げていきます。

エバニュー:プラポリス笛

これといった特徴は無く、普通のホイッスルです。安価なのがメリットです。

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モルテン:トリルトーン

音色が綺麗なコルクホイッスルです

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モルテン:PEホイッスル

コルクの代わりにスクローラーと呼ばれるものが入っています。コルクとは違って水分を吸収しないので水洗いでき、清潔です。

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ホイッスルと一緒にあると良いもの

ホルダー・グリップ

ホイッスルにつけるストラップがあると便利です。スポーツの審判なら、専用ホイッスルに専用のグリップをつけると格段に使いやすくなります。

ホイッスル用品|特徴・価格帯~メーカー~入手方法まで

 

ホイッスルのメーカー

スポーツ用ホイッスルなら、モルテン・ミカサ・アクメ(英国)・フォックス40ワールド(カナダ)が有名です。アシックス、野田鶴声社もファンが多いメーカーでしたがアシックスはホイッスルの取り扱いが無くなり、野田鶴声社は廃業されてしまいました。

その他にもデビカ、クツワ、銀鳥産業などもホイッスルを製造しています。

 

ホイッスルはどこで買う?

スポーツ用のものの多くはインターネットで販売されているので比較的入手しやすいです。質にこだわりがなければホームセンターやおもちゃ屋にも安価なものが売られています。

船舶用のものやアクセサリーとしてのホイッスルには日本で売られていないものも多々あります。

 

スポーツや授業用など、決まった用途のものをお探しでしたら、こちらのページでまとめています。

Last Update: 2021-05-25  

2021-05-25  製品ジャンル  
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