この記事では、鉄棒運動のワザのひとつである『逆上がり』をしやすくするための補助器具の紹介をしていきます。
逆上がりには独特のコツがあるのでできる子はできるしできない子はできないという最初のハードルが高い運動でもあります。
しかし一度でも逆上がりに成功すると「やればできるというアハ体験」になることもあり、子供にとってはとても嬉しい出来事であるのは間違いありません。
逆上がり補助器具は、そのコツをつかむために役立つ運動器具。
補助器具には、こういったものがあります
逆上がり補助具とは
逆上がり補助具とは、逆上がりを行いやすくするための器具全般の名称です。逆上がりのコツをつかみ、最初の一歩にするための使われます。
学校で鉄棒運動するときには先生が逆上がり指導や補助をすることもありますが、多くの子供たちを一度に見るのは難しいため補助具と合わせて指導するとより一層効果的です。
また、もしRIZAPが運営するキッズ専用スクール【RIZAP KIDS】に通えるのであれば、一番結果に結びつきやすいかもしれません。まったく逆上がりできなかった10歳男児が出来るようになった事例がリンク先にありました。首都圏限定ですが、子供の成長のために確かな結果を求めるならこういった選択肢もあります。
逆上がり補助具の特徴
逆上がり補助具といっても、いくつかのタイプがあって使うシーンが異なります。また、一人で使えるもの、大人の補助が必要なものなどタイプによってさまざま。
具体的には、このような製品があります。
身体を回転させやすくする
鉄棒に巻き付けて、体を回転させやすくする用具は「鉄棒補助パット」や「鉄棒回転サポーター」と呼ばれています。
また、臀部を強制的に鉄棒のバー近くに寄せて固定する
- 逆上がり君
- くるりんベルト
といったものもあります。これらは装着するタイプなので大人の補助が必要です。
装着が簡単なタイプはこれです▼ スポーツ器具メーカー『セノー』社の製品
https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=ozj_8pu8Osw
駆け上がる勢いをつけやすくする
『逆上がり補助器』という大型の器具は、駆け上がる力を使って逆上がりをしやすくするための補助具です。
たいていの学校に設置されており、公園にもあることもあります。
逆上がり補助器は一見すると似たような形状が多いです。
しかしよく見るとさまざまな特徴があります。
たとえば、板の間隔。
左の製品は通常の逆上がり補助器、右の製品は板の間隔が狭く安全に配慮したもので小さな子供向けです。
また、下記▼のように製品下部のみ板の間隔を狭めたものもあります
素材の違い
逆上がり補助器は『板』と『フレーム』で出来ています。
板は木製、もしくは樹脂製です。まれにアルミ製もあります。
フレームはスチール(鉄)がよく使われます。こちらもまれにステンレス製のものも見かけます。
スチール製は安価で頑丈なのがメリットで、アルミやステンレスはさびづらく見た目がよいのと持ち運ぶときに軽いのがメリットです。
逆上がり補助具の保管・メンテナンス
鉄棒パットは、傷んできたら布用接着剤でくっつけ直したり、針と糸で縫い直したりといった補修ができることもあります。ただ、安価な製品なので傷むまで使って処分するというケースが多いようです。
一方、逆上がり補助器はそこそこの価格(4~8万円ほど)するため、修理しながら使われます。
逆上がり補助器が傷む箇所で最も多いのは「板の部分」です。この部分が取れたり破損したりします。メーカーによっては修理用の板を部品として個別販売していますので、販売店に尋ねてみましょう。
逆上がり補助器自体のフレームが歪んできたら大抵その製品の寿命ですが、鉄工業者さんが補修することもあるようです。
おススメの逆上がり補助具
鉄棒サポートパッドの5本セット▼
Last Update: 2021-05-20