逆上がり(さかあがり)とは、鉄棒を使って行う基礎的な運動のひとつです。
小学校の学習指導要領の体育の器械運動のひとつにもなっています。
http://www.fuku-c.ed.jp/center/contents/kaisetsu/taiiku.pdf
逆上がりは出来る子と出来ない子にハッキリと別れることが多くあります。
その理由はいくつかありますが、握力、腕力、脚力はもちろん重要です。
そして一番大きいのはコツが体感出来ているかどうかです。
その逆上がりのコツをつかむための補助器具というものがありますので
いくつかご紹介します。小学校でも使われていることが多いものです。
逆上がり君
ブランコの板のように臀部を支え、逆上がりがしやすくなるものです。
逆上がりに失敗する一番の原因は、鉄棒のパイプに腰を近づけることができていないことです
ですので、その原因を解消すると逆上がりの感覚がつかみやすくなります。
くるりんベルト
TOSS教材という、学習用教材販売会社の製品です。
目的は逆上がり君と同じように腰を支えることです。逆上がり君と比較すると面積は小さく、価格は安くなっています。
鉄棒補助用具(鉄棒用補助パット)
これは鉄棒の持ち手(パイプ)に巻きつけるパットで、
くるっとまわりやすくなる・腰をパイプに打ち付けることがなくて安心できる、などの効果があります。
小学校でもよく使われている製品です。
逆上がり補助器
これは上記3種とくらべてかなり大型の器具です。
鉄棒の下に置いて、駆け上がることで逆上がりを容易にします。
逆上がりすることに足の力を活用しやすくなるため、腕力が弱くても逆上がり成功への大きな助けになります。
この製品が一番、「逆上がりの感覚」をつかみやすくなるのではと思います。
逆上がり補助器が置いてある小学校はたくさんあります。
主要なメーカーは、エバニュー・トーエイライト・ダンノといったところ。
逆上がり補助具は交換・修理用のパーツ販売をしていることも多いので、傷んだ部品(主に板)を交換しやすいのも魅力です。
逆上がりの動画
逆上がりの動画は、youtubeでもいくつも出てきますので、参考にしてみてください。
一般的な逆上がり
https://www.youtube.com/watch?v=uD0686yc9tM
道具を使った逆上がり
くるりんベルト
逆上がり補助器
逆上がり補助器は家庭で用意するには少し大きいものですが
その他の器具は小さくて比較的安価です。
どこの学校でもほぼ鉄棒はありますので、もし逆上がり出来ないようなら
出来るようにするためのきっかけとして補助具を使うという選択肢も頭の片隅に置いておいてください。
Last Update: 2021-05-30