トランポリンはレクリエーションから本格的な競技まで、幅広い層のプレイヤーが楽しめるスポーツです。
空を舞う感覚を楽しみながら、体力づくりを行うことができます。
国際体操連盟(IFG)によると、トランポリンの選手は10メートル、いいかえれば3階建てのビルと同じ高さまで飛ぶことができるそうです。
このトランポリンにはいくつものラインナップがあり、利用者に適したトランポリンを使うと、ケガをにしくく、体力作りがしやすくなります。
ただし、最適なトランポリンを選ぶために知らなければいけないことがあります。
トランポリンの種類にはどういったものがあるのかということと、長く安全に使い続けるために交換できる部品についてです。
この記事でその点をご紹介します。
利用者がトランポリンをする目的は
- レクリエーション
- ダイエット
- 体力づくり
- リハビリ
- トレーニング
などです。トランポリン協会という団体もあり、
なんとオリンピック種目にもなるほど競技として本格的に取り組まれてもいます。
ここではトランポリンの種類を、グレードの高い製品から順に紹介していきます。
ランク・種類別のトランポリン
施設や学校でよく使われているのは、吉田体機工業の製品です。
ここでは、吉田体機工業のカタログより代表的な機種を抜粋します。
公式検定品と普及検定品の違いは大きさです。
公式検定品・・・ 5100×2920×高さ1150mm
普及検定品・・・ 4500×2700×高さ1000mm
公式検定品
トランポリン協会が認定しているものです。価格も軽く100万を越えます。
普及検定品のうちで特徴的な機能を持つもの
丈夫だったり軽かったりと一般普及品のうちでも良い物です。
価格は80~90万ぐらいです。
普及検定品
普及しているタイプのものです。だいたい60~80万ぐらいの事が多いようです。
ジュニア・チャイルド用
学校にあるランクの製品です。子供、幼児、身体障害者向け施設でも使われています。
幼稚園・保育園でも、
おもちゃのようなトランポリンではなく、
体育用品としてしっかりしたトランポリンが使われています。
(ホームセンターで販売されているようなものは施設には適さないので注意が必要です)
レクリエーション用
幼児向けより、さらにシンプルなものです。
成長期の子どもたち用
写真に書いてあるように、吉田体機がジャンプーブランドで出している製品です。
いくつもの機種があります。
メッシュベッドでイラストつきのものも多く、こどもが喜びそうなデザインになっています。
また、メーカーはイラスト無しタイプのメッシュベッドも対応してくれます。
値段や納期は変わらず、イラストのみ無しにできます。
子供っぽさが軽減できますね。
こちらも小学校低学年や特別支援学校でよく使われます。
本体や部品の製品寿命と、交換できる部品
枠(トランポリン)本体の寿命はだいたい8~10年ほどです。
それ以外のパーツは使い方によりけりなので、ボロボロになってきたと思ったら交換しておきましょう。
トランポリンベッド
トランポリンに貼られている布部分を
トランポリンベッド、もしくは単にベッドと言います。
破れたとしても、修理はまず行われません。
耐久性の観点から問題が大きいためです。
まるごと一枚分を購入し、交換して使用します。
ゴムケーブル・金属ケーブル
ゴムケーブル、もしくはトランポリンゴムとも呼ばれます。
トランポリンの枠とベッドをつなげます。
素材はゴムや金属製です。
これが一番ボロボロになりやすい製品ですので、交換用を常に準備しておきましょう。
トランポリンによって合うゴムケーブルが違うので、機種にあったものを購入します。
当社に一番よくご注文があるのは吉田体機製のトランポリンゴムケーブルで、こちらのサイトでWEB販売しています。
ケーブル用金具
ゴムケーブルとトランポリン本体を接続するための金具です。
機種によっては使わないこともあります。
まとめ
トランポリンを最大限活用して
豊かなトレーニング・リハビリ環境を整えるために必要なのは
- 適したしっかりとしたトランポリンを選ぶ
- 消耗した部品は交換して安全な環境を保つ
の2点です。
特にゴムが緩んだり、安全パットがへたったりしていると要注意。
ケガにつながりやすくなります。
そうなる前に、取り扱っている店舗までご相談ください。
なお、トランポリンの種類によって使える交換部品が変わりますので、
あらかじめお使いのメーカー・機種名・型番などを把握されるとやり取りがスムーズです。
そのために、いざというときにすぐに機種が分かるようにするには、シールが有効です。
トランポリンを買ったときに、脚部に店舗の連絡先を書いて貼っておきましょう。
Last Update: 2021-05-27