バスケットボールの競技のひとつ3×3(スリーバイスリー)は、
ストリートバスケとして広く普及していた3人制バスケットボールを公式競技として国際バスケットボール連盟FIBA推進しているスポーツです。現在、182カ国で40万人以上がプレイしているそうです。オリンピックでの採用を目指して肝いりで推進されて、最近特に知名度が上がってきました。
過渡期なので決定事項ではないことも多く、どういった場所/運営者からどのように設営の依頼があるかの事例が十分に溜まっておらず、メーカーも試行錯誤中のようです。
スピーディな展開と、選手と客席との距離が近く迫力あるプレイが魅力で
小さなスペースと少ない人数でも行えるのが特徴です。
このページでは、スリーバイスリーバスケットをやってみたい、誘致したい、オーナーになりたい、普及に協力したいと思った方へ向けて現時点で判明している用具について紹介していきます。
まず、3×3用バスケットに必要なものは、ゴール、タイマー、ボールです。
3×3用バスケットゴール
3×3はその競技のルールの特性上、常にゴール前の接戦状態が続きます。
コートが狭くて観客との距離が近いためダイナミックな展開が多く、ダンクシュートも飛び交います。
そのため、(一般的に)ゴールはダンクシュートが可能なスプリング式ゴールが使われます。
ダンクシュートとはこちら。↓バスケットの見せ場です。
バスケ経験者なら皆一度はやろうとしたことがあると思いますが、ダンクシュートは、出来るゴールと出来ないゴールがハッキリと別れています。
リングがボードに固定されていて動かなかったり、ゴール自体が非固定の重り式だとダンクシュートはできません。無理にやってしまうと事故に繋がりますのでご注意ください。
3×3は小さなスペースでゲリラ的に行えるのも大きな特徴で、そのためゴールと得点板が一体化した省スペースタイプの専用品が使われることもあります。
ショットクロック、得点板
ゴールと一体化していたり、別々になっていたりとさまざまです。
3×3用コート
3×3用のバスケットコートを作る用具は、屋内屋外どちらのタイプもあります。
オフィスフロアの床材のように四角いものを張って組み合わせます。
下記はセノー社のスナップスポーツ3×3用コートです。場所によってその都度見積をする設計見積のため、一律の金額を提示することができません。詳しくはお問い合わせください。
ボールは3×3専用のもの
スリーバイスリーで使われるのは、FIBAが3×3バスケットボール専用に制定した規格のボールです。
サイズは6号球で重量は7号球、カラーは青と黄色の組み合わせです。
男女や年齢で使われるボールに違いはありません。
(円周72~74cm 重量580~620g)
下記はその一例、モルテン社の3×3専用ボールです
3×3用のボールはモルテン以外にもいくつかのメーカーが発売しています。
たとえば、タチカラ、ナイキなど。
6号サイズで重量7号、男女区別なし、黄色×青色という縛りがあるのでどこのメーカーも似たイメージのボールになります。
ボールはネットショップでも売られているので、入手は容易です。
3×3バスケットボールを誘致したい
イベントで3×3を行う場合、会場の設営や機材はレンタルもしてもらえます。
どこで行うイベントなのかという場所やイベントの目的など、ケースバイケースでレンタルの可否が分かれるようです。詳しくはその会場に関わっているスポーツ用品の販売店までご連絡のうえ、相談してみてください。
京都市内でしたら、当社が対応いたします。
Last Update: 2021-05-27