このページでは、子供たちに大人気の遊具『鉄棒(てつぼう)』について、種類や遊び方、安全対策など様々な情報を紹介していきます。

鉄棒の基本 種類と場所

鉄棒は、棒を握って体を回すための遊具です。ぶらさがったり回転したりと自分の身体をあやつり、筋力と平衡感覚を身に着けられます。

鉄棒には、大きく分けて

  • 低鉄棒
  • 高鉄棒

の2種類があります。低鉄棒と高鉄棒の中間に、中鉄棒があることもあります。主な違いは高さです。

鉄棒の設置場所

固定式の鉄棒は

  • グラウンド
  • 中庭

に多くあります。移動式の鉄棒だとグラウンドや中庭はもちろん、室内で使われることもあります。

 

鉄棒の使い方と身につく力

鉄棒で身につくチカラにはいろいろなものがあります。ぶら下がることで養われるチカラ、難しい技にチャレンジすることで芽生える力、体を支えて遊ぶことで身につく力などさまざまです。

鉄棒によって身につくチカラ

  • 筋力
  • 器用さ
  • 持久力
  • リズム感
  • バランス感覚
  • 身体認識力
  • 挑戦力

 

鉄棒の安全対策

事故を減らすために利用者が出来ること

しっかりと棒をにぎる

握力がしっかりつくまでは、ぶらさがってゆらゆら揺れるだけにするなど、順を追って出来ることを増やしていきます。

無理な高さの鉄棒を使わない

子供の背丈よりはるかに高い高鉄棒は魅力的ですが、足が付かないので落ちた時の衝撃が相当なものです。低鉄棒、中鉄棒で問題なく遊べるようになってから高鉄棒にチャレンジしましょう。

周囲の環境を確認する

回転したときに周りの子供たちとぶつからないよう、周りを見ながら遊びます。

施設側が行うべきこと

鉄棒が錆びていないか

錆があると手を切るけがにつながります。

あぶない部位はないか

支柱と棒をつなぐ部分のボルトが大きく飛び出ていないかなどチェックしておきます。

落ちた時に危なすぎないか

 

鉄棒は背中や頭から落ちることがおおい遊具です。頭からの落下は、顔面や頸椎に重大なケガを負う可能性があります。最初のうちは保護者が補助したり、安全なマットが敷かれている鉄棒で遊ぶようにしてください。

おススメの落下事故対策

鉄棒は下の地面がえぐれることが多い遊具です。地面がえぐれるとクッション性がなくなりますので、マットを敷くのがおすすめ。安全対策と、水たまり対策を兼ねられます。

こちらのサイトで鉄棒の落下事故予防対策を公開していますので、合わせてご覧ください。

>>鉄棒の安全対策事例 – バイオクッションで落下事故を予防する

 

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