ラグビーとは?ラグビーの類似スポーツ
ラグビーとは、イギリスのラグビー校が発祥とされるスポーツです。正式名称をラグビーフットボールと言います。
1チームあたり15人×2チームで勝敗を競います。球技にしてはめずらしい楕円形のボールを奪い合い、相手チームのゴールへと運ぶことで得点が加算されていきます。
ラグビーは貴族のスポーツとも言われており、肉体(フィジカルの強さ)と知性(戦略・判断力)どちらも高いレベルで必要とされるハードなスポーツです。
セブンズ(7人制ラグビー)とは
ラグビーから派生した競技のひとつです。一番の違いは競技人数で、ラグビーでは1チーム15人ですが、セブンズでは7人と半分以下の人数で行います。
また試合時間は7分ハーフと短いこともポイント。スピーディな展開になります。
ウィルチェアラグビー(障害者ラグビー)とは
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ウィルチェアラグビー【Wheel Chair Rugby】というのは、車いすに乗って行うラグビーです。四肢にまひのある障害者が行う競技の一つです。一般社団法人日本車いすラグビー連盟が管轄しています。
ウィルチェアラグビーはバスケットボールのコートを利用して行います。ボールは楕円形ではなく円形。バレーボールの試合球5号サイズのボールを使用します。この専用ボールはモルテン社が製造していますが、一般流通はありません。モルテンが協会に直接提供しているのみです。
ラグビーに似た入門用スポーツ
「入門用に考案されたラグビーに似たスポーツ」もあります。ラグビーはハードなコンタクトを伴うので、入門(主に子供)者の安全に配慮する必要があるためです。
このラグビーの普及を目的とした子供向けスポーツはいくつか種類があって、有名なのはタグラグビーです。近年、小学校でも盛んにおこなわれるようになってきました。
タグラグビーはベルトにつけたタグと呼ばれるラベルを取ることでタックル成功とみなされる、コンタクトの少ないスポーツです。
タグラグビーに似たスポーツとしてフラッグフットボールもあります。タックル成功条件はタグラグビーとほぼ同じで、タグの代わりにフラッグという腰に付けたハンカチ状のものを取ることです。こちらも直接的なコンタクトはありません。
タグラグビーもフラッグフットボールも、成長期の子供たちの安全性に配慮し、男女ともに競技できるように工夫されたスポーツです。
一方「タックルがしたい」という声も子供たちから出ているようで、安全性と競技性、子供の興味を両立させるのは容易ではないことが伺えます。
ラグビー競技について
コート・施設
ラグビーのコートは約70×140mほど。別記事で掲載しています。
https://seft.jp/rugbycoat-facility/
レフリー
ラグビーのレフリーは他の多くのスポーツと異なり、「反則を取る」のではなく「反則をさせないよう選手を誘導する」のが重要と言われます。肉体がぶつかりあう激しい競技なので、どうしても相手に対して攻撃的になりがちだからです。また、同様の理由から選手を刺激しすぎないよう音色に特徴のあるホイッスルを使います。
ラグビー用品
メーカー一覧
ラグビー用品を製造しているメーカーはいくつもあります。下記は一例。
- ギルバート
- カンタベリー
- モルテン
- アディダス
- コンバート(廃業)
- RHINO RGBY(ライノラグビー) イギリス
- IMPACT(インパクト)
- etc・・・
ラグビー設備
ラグビーの設備には、
- ゴール(H型のポール)
- ポール運搬車
- フラッグ
などがあります。
ラグビーボール
ラグビーは他の競技では珍しい楕円形のボールを使うスポーツです。(ウィルチェアラグビー除く)
https://seft.jp/product-genre-rugbyball/
ラグビー用品
ラグビー用品にはボールのほかにも、こういったものが使われています。
- スクラムバッグ
- ヘッドキャップ
- シューズ
- ジャージ
その他ピンバッジなどの小物やライセンス商品があります。