こんにちは、体育器具専門店の東洋体機【設立1963年(56期目)】です。

ワールドカップラグビーが2019年、日本で行われます。ラグビーのゲームを安全でフェアなものにコントロールするのはもちろん、レフェリー。レフェリーが選手に合図するために用いるものがホイッスル(笛)です。

ここでは、ラグビーのレフリー向けのホイッスルについて紹介しています。 もしラグビーに合っていないホイッスルを使ってしまうと、選手にきちんと合図が伝わらなかったり不必要に刺激を与えてしまったりします。

でも、ラグビーにとってぴったりのホイッスルってどんなものでしょうか?

ここではその答えを「ホイッスルの選び方」→「オススメのホイッスル」と言う流れで説明していきます。

ホイッスルを選ぶためのラグビーというゲームの特徴

ラグビーは紳士のスポーツです。

  • 観客は鳴り物などを使用しない
  • レフリーは極力笛を吹かないように努める
  • しかし吹くべき時はしっかりと拭く
  • 選手を過度に刺激しないような音色がよい

応援のスタンスはスポーツによってまちまちですが、ラグビーでは鳴り物禁止。太鼓もブブゼラも無しです。笛が聞こえないと選手にとって危険だからという理由からだそうです。また、選手が集中しているときは観客も静かにします。

レフリーが笛を吹くべき時はルールできちんと定められています。

レフリーは笛を所持し、以下の目的で吹く

  1. 試合の前後半の開始と終了を示すため
  2. プレーを止めるため
  3. ペナルティ、またはペナルティトライが与えられたとき、反則したプレイヤーに警告を与える、または退場させるため
  4. ボールがデッドになったとき(コンバージョンキックが失敗したときは除く)
  5. ボールがアンプレアブルになったとき
  6. ペナルティ、フリーキック、またはスクラムが与えられたとき
  7. プレーを続けさせるのが危険なとき、またはプレイヤーが重大な負傷を負った疑いがあるとき

しかし、同時にレフリーは極力笛を吹かないで済むようにも心掛けています。危険なプレイが発生してから止めるのではなくその前に芽を摘み取るよう選手をしっかりとみています。

そして笛を吹くときは「はっきりとした合図」でありながらも「選手を過度に刺激しない」ようにします。ラグビーはぶつかり合いが非常に多く、真摯なスポーツとはいえヒートアップしがちだからです。ホイッスルの音色は高音になるほど耳障りなので、ラグビーでは低音のホイッスルが好んで使われています

 

では、ホイッスルのうちラグビーにあった低音のものを3つ紹介します。

アクメ58 1/2ホイッスル

英国伝統の「アクメ」ブランドより、大型金属製低音ホイッスルです。バスケット、バレーボール等各種競技向けですがラグビーに最適だと感じます。手に持った感じはやや大き目な印象です。吹き口も大きいため、大きな音を鳴らすには勢いよく吹くことが必要です。各種スポーツの国際試合等で、ワールドクラスの審判に使用され、高い信頼と品質を実現しています。

鳴らしてみました▼

アクメ58ホイッスル

英国伝統の「アクメ」ブランドより、大型金属製低音ホイッスル。バスケット、バレーボール等各種競技向けです。コルクがすごく大きな製品です。ホイッスルも大きいので、かなりの存在感があります。鳴らしたときに震える感じがします。音は低めかつビブラートがかかっていて心地よい響きで感情を逆なでしづらいため、接触プレイの多いラグビーなどのスポーツにも向いています。ACM58にはこの製品と 1/2 と書いてあるものがありますが、音に関して差は感じられませんでした。形状は違いますので写真を見比べてみてください。

鳴らしてみました▼

EKB056ホイッスル

体育用品メーカー、エバニューの製品です。ラグビーだけではなく多くの競技で使用できます。(ホッケー、アイスホッケー、サッカー、ラグビー等審判用)

グリップが付いているのが大きな特徴です。成人男性の平均的な指の太さでちょうどいいサイズ。女性や手が小さい方ではグリップと指の間に隙間ができるかもしれません。ホイッスルを構えるのが素早くでき、落としづらいようになっています。避難誘導、審判、体育などでも使いやすいです。

鳴らしてみました▼

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エバニュー(EVERNEW)
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小柴製作所製ラグビーホイッスル A-type B-type

埼玉県の楽器部品メーカー、小柴製作所が作ったメイドインジャパンのラグビー用ホイッスル。コルク玉は唾液がしみ込み鳴りづらさの原因になるが、防水加工することでクリア。一つ一つ丁寧に作られシリアルナンバーも入っているとのこと。

 

手仕上げメインのフラッグシップモデル(TypeA:¥7500+税)スタンダードモデル(TypeB:\4800+税)の2種類。

フラッグシップモデルは野田鶴声社のホイッスルに匹敵する仕上げの美しさだと思います。

野田鶴声社ホイッスル(サッカー用・ブラジルワールドカップ時のもの)

 

大会では決められたホイッスルを使う必要がある?

スポーツの大会には、大会を主催している団体があります。

その団体が指定しているホイッスルがあればそれを使いましょう。ですが特に指定が無い場合も多く、その場合は「なんでもよい」ことになっています。

最高のゲームにするためには、選手、観客、スタッフだけではなく審判も重要な役割を担います。ホイッスルは審判の意志を選手や観客へ伝えための大切なパーツです。

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