ここでは、ハンドボールの審判向けのホイッスルについて紹介しています。 もしハンドボールに合っていないホイッスルを使ってしまうと、肝心なときに音がでなかったり、選手に聞こえなかったりしてしまいます。音色にも気を配らないとゲームを間延びしたものにさえしかねず、観客にも悪印象です。 では、ハンドボールにとってぴったりのホイッスルとは何でしょうか? それを、「ホイッスルの選び方」→「オススメのホイッスル」と言う流れで説明していきます。
ホイッスルを選ぶためのハンドボールというゲームの特徴
ハンドボールは、こんな特徴のあるスポーツです。
- 体育館内で行われる
- 展開がスピーディ
- 観客との距離が近い
- レフェリーは2人
ハンドボールはバスケットと同じく、体育館という屋内で行われます。コートはサッカーよりも狭く、レフェリーと選手の距離も近いです。攻守が目まぐるしく入れ替わり、レフェリーは2人いてそれぞれ役割があり、入れ替わりつつゲームをコントロールします。
この状況を踏まえて開発されたホイッスルが、ハンドボール専用のボルカホイッスルです。
ボルカホイッスル
ハンドボールプレイヤーが好む音色と音のキレ、方向性や広がり、審判が求める特徴をリサーチしてモルテン開発者がリリースしたハンドボール専用ホイッスルです。大型アリーナでも、大声援の中でも良く通る表現の高い音色で、太くてキレがある高音を出せます。手の中に握った状態からでも瞬時に吹く体制に構えられるフリップグリップが付いていて、左右の持ち替えも素早く行えます。
ドルフィンホイッスル、Foxホイッスル
ドルフィン

バルキーンやドルフィンBが出てくるまではスポーツ全般用によく使われていました。どちらも特定の競技に特化したホイッスルではなく、スポーツ全般向けです。
ドルフィンホイッスルは、いくつかの色違いやバリエーションがあります。マウスグリップが付いたものもありますが、基本的に音色は同じです。
フォックス

フォックス笛も、バリエーションがあります。音色が異なるものが多いです。
決められたホイッスルを使う必要がある?
スポーツの大会には、大会を主催している団体があります。
その団体が指定しているホイッスルがあればそれを使いましょう。ですが特に指定が無い場合も多く、その場合は「なんでもよい」ことになっています。
ハンドボール専用のものが使えれば、ベストです。
スポーツ全般向けのものなら、ベターです。
最高のゲームにするためには、審判も重要な役割を担います。
「鳴りさえすればいい」ではなく、ホイッスルは審判の意志を選手や観客へ伝えるものだと考えて、プレイヤーと一緒にゲームを作り上げましょう。
ホイッスルの情報についてはこちらでまとめています