公開日:2022/10/18

Q:鉄棒を自分で設置するときの注意点はありますか?

自分で設置工事を行うタイプの鉄棒を買いました。
工事を行う場合の注意点はありますか?
質問

A:支柱を抜けにくくすることと垂直に設置することに注意しましょう

鉄棒の種類にもよりますが、共通しているのは支柱を抜けにくくすること、および支柱を垂直に設置することです。

鉄棒を設置するときは、穴を掘り支柱を差し込みコンクリートで固めますが、そのとき支柱に「アングル」と呼ばれる棒や鉄材を取り付けます。

鉄棒の支柱に取りつけるアングル

アングルを取り付けることで、鉄棒の支柱がぐらついたり抜けたりしづらくなるという効果があります。
ただしアングルの分、穴は広く掘る必要があります。
労力は増えますがキッチリと規定の深さに設置しないと鉄棒の耐久性に悪影響があったり、万一の事故が起こってもPL保険が下りなくなる恐れもあるため、設置は慎重に行ってください。

支柱を支えつつコンクリ流し込み

鉄棒はきちんと垂直に設置するのも重要です。
垂直に設置しないと鉄棒の耐久性が落ち、長期間の使用に耐えられなくなることもありえるからです。

コンクリートが乾くまで数日かかりますので、そのあいだ支柱が傾かないように補助となる支えを使用するのが一般的。
上記の写真では杭を打ち、アングルなどを溶接してコンクリートを流しいれています。
完全に固まったら、取り外してサンダー(工具)でバリを削り取って錆止め材を塗り、その上から塗装します。

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ページ作成:東洋体機株式会社

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