小学校で使われるバスケットボール用品のおススメを、実際に納品しているスポーツ店の東洋体機が紹介します。小学校の先生や、小学生をもつ保護者の方に特に推奨できる製品です。
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小学校におススメのバレーボール用品
小学校向け:バレーボール用品えらびのポイント
多くの小学校ではバレーボールを授業に取り入れています。ボールは基本的に革製のものを使いますが、痛がる子供のために柔らかいボールで行う学校も、近年とても増えてきています。
また、小学校のバレーコートで使う支柱やネットは、大人の使用に堪える製品である必要があります。PTAや体振(体育振興会)など、地域社会のひとたち利用するためです。
その点も考慮すると、ボール類は利用する年齢層に合わせたものを何種類か用意し、器具は大会基準合わせると安心です。
ボールサイズ表はこちら↓。上段のリストはmolten社のカタログから抜粋し、下記図は当社が作成しました。ゴムやビニール製品は、本来の革ボールより大きく、やわらかさと相まって児童や年少者向けとして使いやすいと思います。
- バレーボールは革製推奨でサイズは、小学生は「4号軽量球」ママさんバレーは「4号球」中学生以上は「5号球」
- 授業やレクリエーションにつかうなら、素材やサイズにこだわる必要はなし
- よく使われるメーカーはモルテン・ミカサの2社
おすすめの小学校用バレーボール(部活や授業の4号軽量球)
小学生用バレーボールは、4号軽量球。
検定品ならそのまま大会使用球と兼ねることができるので、普段からの使用としても検定球が多く使われています。
赤×白×緑のイタリアカラーのボールはモルテン社製、青×黄はミカサ社製。バレー用ボールのメーカーとしては、ややミカサが知名度で勝る印象ですが、当社の記録からはどちらも同じぐらい買われています。この2種ならお好みで選ばれてもいいでしょう。
おすすめの小学校用バレーボール(授業・レクリエーション向け)
レクリエーションなら、サイズも素材も気にすることはありません。
特殊素材
数年前にミカサ社が発売して以来大人気なのが、EVA製のボール。柔らかくて手が痛くならず、水を吸わないので屋外使用も可能です。3色ありますのでリンク先で確認してみてください。
ゴムボール
モルテン、ミカサともに似たラインナップを出していますが購入数で比較するとモルテンが多いです。「S3V~」は大きなサイズのゴムボール。8色のラインナップがあります。
「S2V~」は小さなサイズのゴムボールです。こちらは7色。
ビニールボール
モルテン、ミカサ両社ともにビニールボールを発売しています。
型番に「100」とあるのは重さ100gのボール。「50」なら50gです。軽いほど、ふわっと落ちてくるので初級者向けですが、素材が薄いので破れやすいデメリットがあります。平均的なのは50gです。
モルテン、ミカサ社ともに類似目的のボールを出しています。モルテンは重さの違いがデザインで一目瞭然。ミカサはバレーボール協会推薦といったメリットがあります。
100gのソフトバレーボール(ビニール製)
ビニールのソフトバレーボールの中では一番重く、すとんと落ちてくる。厚手で破れにくい。
50gのソフトバレーボール(ビニール製)
中間の重さ。ふわっとおちてくる。破れにくさは普通ぐらい。
30gのソフトバレーボール(ビニール製)
もっとも軽いソフトバレーボール。ふんわりと落ちるのでラリーが続きやすい。一番薄いので破れやすい。
バレーボールネット
検定と練習用
スポーツ用のネットには「大会で使える検定品」と「大会で使えない練習用」があります。
大会開催を気にされない(もしくは開催時に調達)施設は、価格重視で選ばれます。どの大会でどのランクの検定品が必要になるかは大会ごとに異なるため、主催者にお問い合わせください。
6人制と9人制
6人制ネットか9人制かは支柱間の距離でほぼ決まるので、あらかじめ計測しておくとスムーズです。6人制と女子9人制は支柱間が狭く、男子9人制は広いです。そのためネット選びを間違えると幅が足りず使えなかったり、幅が長すぎて張れないことも起こります。ちなみにネット内部を通っているコードは後から交換可能です。
ミドルランクのバレーボールネット
国産の製品です。耐久性も申し分なく、利用実績も多いためおススメです。
エントリーランクのバレーボールネット
国産のバレーボールネット。ミドルランクより耐久性は劣るものの、価格で選ばれます。当年度の予算が厳しい場合などに。
外国産のバレーボールネット。国産品より全体的に耐久性に劣ります。
小学校におススメのバレーボール用品 まとめ
選び方のポイント
- 支柱やネットは大人の使用に堪えるものを買っておく
- 大会開催する可能性があるなら、検定品にするのが無難
- ボールは消耗品。利用者層に応じていくつかの種類を用意する