グラウンドに空いている「ゴムフタでカバーされた穴」は、テニス支柱やバレー支柱を差し込むための穴です。
その穴には砂・土・雨水が入り込んでしまいますので、定期的に掃除して砂などを取り除く必要があります。とはいえ穴は狭て深く、中に釘やガラス片のように尖ったものがある可能性も・・・手を入れて掘り出すのはサイズ的に無理があるうえに危険でもあります。
そんな時は『砂取器(すなとりき)』という体育器具の出番です。
この記事ではグラウンドの穴にたまった砂を書き出すための器具『砂取器』の使い方と紹介をいたします。
グラウンドの穴に詰まった支柱をそのままにするリスク
冒頭で書きましたとおり、この穴はテニス支柱やバレー支柱を差し込むための穴です。穴なので石・砂・水といったものがどんどんと貯まっていきます。
そのうち水は穴の底から流れ出てなくなりますが、砂は排出されずにどんどんたまります。たまった小石や砂をそのままにしておくと、穴の深さがどんどんと浅くなっていきます。そうなってしまうとバレーやテニスの支柱を差し込んだ時に奥までしっかりと入らなくなり、危険な状態になります。
支柱と支柱の間には強い力でネットを張って競技しますので、ネットの高さが高くなってしまうと「本来は入るはずのボールがネットにひっかかる」など競技に悪影響がでてしまいます
また、支柱がぐらついて外れる危険性が増したりと言った状態にもつながり、大けがが起こらないとも限りません。
支柱の穴に入った砂を取り出す方法
この穴は直径76.3mmの支柱を入れるためのものです。穴の直径は10cm以下なので、手を突っ込むには小さすぎます。仮に無理やり手を突っ込んでもも砂を握ると途中で詰まって手が外れなくなります。
こういった状況では、穴から砂を取り出すための専用器具『砂取器』を使います。
砂取器とは
グラウンドの穴に差し込み、ぐるぐる回すことで中に入った砂を書き出す用具です。
スクリュー部分の羽が多いと一度に書き出せる砂の量が多く、グラウンド整備が早く終わるメリットがあります。
砂取器の使い方動画
動画の砂取器は青色ですが、現在は赤色です。カラーはときおり変わることがありますのでご了承ください。
穴の直径が76.3mmと決まっているので、砂取器の羽の直径はほぼ変化ありません。。
まとめ
- グラウンドに空いた穴には砂が入る
- 砂が入るとテニス支柱が奥まで入らず、競技に支障が出る
- 手ではなく、砂を書き出すには砂取器を使う
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グラウンド1つに1本は必要になりますので、もし無いようなら急いでご用意ください。