プールを区切るためのコースロープは、専用の器具で巻き取るって運搬・保管すると使い勝手がよく、長持ちもします。
ここではコースロープと合わせて用意したい『コースロープ巻取器』について紹介します。
コースロープ巻取器とは
プールのコースロープを巻き取って収納する器具です。
コースロープのフロート(下記)はさほど物理的な強度は無いので、コースロープ巻取器を使うことで劣化も抑えられてコスト削減になります。
コースロープ巻取器を使うとコースロープの運搬が楽になります。運びやすく、そのまま保管も可能に。
また、巻き取り時にアーム部分が使用時のコースロープ支えになります。コースロープがプールの端にこすらないので製品を痛めることが無くなります。
参考:コースロープ▼
コースロープ巻取器種類
コースロープ巻取器には、巻き取れる本数の違いがあります。
スチール製 ステンレス製といった素材の違い、キャスターの大きさの違いといった差異もあります。
また、コースロープの収納にはこういった巻取器を使わず収納ベンチに入れるという手法もあります。(少数派ですが)

内部にプール用品を収納できるベンチもある
仕切りが無いタイプだと左記のようにコースロープも収納できる。コースロープ以外にもビート板など、たいていの小物が入れられる▼

仕切りが無いタイプだと左記のようにコースロープも収納できる。コースロープ以外にもビート板など、たいていの小物が入れられる▼

コースロープ巻取器の保管
全体、キャスター、接合部、ドラムといった場所を中心に点検が必要です。
点検箇所 | 点検内容 | 定期点検時期 | 標準耐用年数 |
全体 | 塗装の剥離、さび等が出ていないかを確認する | 3か月 | 3年 |
キャスター | さび等が出ていないかを確認する | 3か月 | 2年 |
接合部 | ボルト・ナットにゆるみがないかを確認する | 3か月 | 3年 |
ドラム | 軸受け部分の回転がスムーズか、割れがないかを確認する | 6か月 | 3年 |
表引用:事故防止のためのスポーツ器具の正しい使い方と安全点検の手引き より
おススメのコースロープ巻取器
Last Update: 2021-05-20