この記事では、プールの必需品『コースロープ』について、目的や特徴、取り付け方法、メンテナンス、おすすめ製品について紹介していきます。

コースロープとは

コースロープは、プールを区切るためのロープです。水泳競技のコース分けやレクリエーションのエリア分けなどに使われます。

競技用の配色は上記画像のように日本水泳連盟によって規定されていますが、練習用や学校プールなどの授業・レクリエーションにおいては特に配色は気にせず使われています。

また、水泳競技においては隣のコースの泳者の影響を受けないように、波を消す(消波)の機能もコースロープに求められます。これはコースロープの種類、正確には取り付けられているフロートによって性能差があり、安いフロートですと消波性能はほとんどありません

長さとしては、主に25m、50mが既製品として売られていますが、ビーズ細工のようにワイヤーにフロートを通して作るので長さが異なるコースロープを入手するのは容易です。

コースロープは、下記のパーツで構成されています

  • ワイヤー(ケーブル)
  • フロート(浮き)
  • クリップ(ワイヤーをプール壁面とつなぐ金具)
  • ターンバックル or リール(ワイヤーをプール壁面とつなぐ金具)
  • ターンバックルカバー(クリップやターンバックル用のカバー)

下記は『ワイヤー』。この長さがコースロープの長さとなります。

下記は『フロート』。この中心にワイヤーを通します。

下記は『クリップ』です。ワイヤーの先端をU字型にしてクリップ内で固定します。

下記は『リール』。コースロープを引っ張り、まっすぐに張るための部品です。

下記は『タンバックルカバー』。ビニール素材で筒状になっています。

 

コースロープの種類

コースロープは、長さや素材などさまざまな違いがある部材で出来ています。ここではその違いのうちいくつか特徴的なものを取り挙げていきます。

コースロープの長さと特注サイズ

既製品のコースロープはプールに合わせて「25m」や「50m」のものがほとんどです。ケーブルにフロートを通して作る、という特性上、コースロープの長さは比較的自由に変えられます。こういったものは「特注サイズ(特注長さ)」と言われるので販売店までお気軽に「特注」できないか聞いてみましょう。

よくあるパターンとしては、25mプールの短辺に合わせて12~13mで特注する、などです。

コースロープの部材と素材

コースロープは水に浸かるので、ワイヤーはほとんどが錆に強いステンレスが採用されています。コースロープを構成する他のパーツ、たとえばターンバックルやクリップといった金属部品もほぼステンレスです。

フロートは水面に浮かぶようにEVA樹脂やポリエチレン樹脂といった素材で出来ています。

コースロープの形状

コースロープの形状を決めるのはフロートという部品です。下の画像はフロートのうち安価なタイプのもの。学校現場でもよく使われるタイプです。安価な一方で、割れると鋭く危険なので頻繁なチェックとフロートの交換が必要になってきます。

このフロートの形状や素材によって、

  • 見た目の美しさ
  • 耐久性
  • 波を打ち消す消波性能

が決まってきます。

また、特殊なフロートを2つほど挙げますと

怪我防止用に安全性を高めた「やわらか」タイプ

レクリエーション用に「アヒル型」タイプといったものがあります。

コースロープの保管・メンテナンス

コースロープの取り付け・調整手順

下記はプール用品の三立社WEBサイトより。このようにしてコースロープをプール壁面に取り付けます。

また、50mのコースロープは2本に分かれているので下記のようにしてつなぐ必要があります。

保管

コースロープは、専用のコースロープ巻取器に巻き取って保管します。

参考:コースロープ巻取器▼

 

【2019年度版】コースロープ巻取器|種類・特徴・オススメ商品

プールの端でこすったり、プールサイドを引きずって持ち運ぶと製品寿命を縮めることになりますのでやらないようにしてください。。

また、直射日光で徐々に劣化するため保管時は日陰に収納します。

メンテナンス

傷んだフロートがあれば、フロートだけの交換が行われます。交換すれば新品同様ピカピカになりますので、フロートの交換はコースロープ関連で最も頻繁に行われるメンテナンスです。

ターンバックルカバー、ターンバックル、クリップ、ワイヤーロープといった部品もほとんどすべて交換可能なのでコースロープは長く使い続けることができる体育用品です。

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Last Update: 2021-05-20  

2021-05-20  製品ジャンル  
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