プールのコースロープで怪我をする人は、かなり多いようです。刃物のように鋭くなったフロートで手足を切って大出血したり、フロートの隙間に指が挟まり骨折したり・・・

この記事では、怪我をしない施設にするためのコースロープ・フロートの選び方を紹介していきます。

コースロープの構造

コースロープは、ワイヤーの中にフロートと呼ばれる浮きをいくつも通して作られています。フロートは波を消す効果と価格との兼ね合いで、さまざまな形や長さ色を持っています。

そして、このフロートの形や材質で性能や安全性に違いがでてきます。

安価なコースロープの危険性

予算に限りがある学校などでは、極力安価なコースロープが使われます。安価なコースロープには安価なフロートが使われています。

買ったばかりの頃はそれでも問題ないのですが、フロートが劣化してくると途端に危険性が高くなってしまいます。

問題点としては、下記のようなものです。

  • フロート自体が割れやすい
  • フロートが割れると中に水が入って沈み、危険性が見えにくくなる
  • 割れた箇所が鋭くなり怪我をしやすい

このタイプのフロート自体が割れやすいのは、風船のように膨らませて成形しているからです。ハードな使用なら1年そこそこで割れることもあります。引きずる・落とすなどの取り扱い・太陽の紫外線など劣化原因は多々あります。

また、中身が空洞になっているので、割れると水が入って浮力が無くなります。
浮力が無くなるとフロートが沈んでしまい、割れた箇所が視認しづらくなります。

素材的なことを言えば、プラスチックをイメージしてもらえば近いかと思います。厚みも薄く、割れた部分が鋭くなりやすい素材です。

 

安全性の高いフロート

割れにくく尖らないフロート

一方、このようなフロートであれば安全性がより高くなっています。

素材自体は安価なフロートと似ているもしくは同じ場合もあります。しかし素材が同じでも成形方法によって感触や特性は変わります。

このタイプのフロートの触感イメージは「ビート板をぐっと圧縮して固めたようなもの」です。
割れづらく、もし割れても水が入らないので浮力は変わらず、鋭くもならないので安全です。

耐久性も高く、安いものと比較して2~3倍長持ちすることもあります。

ただしデメリットもあります。素材の特性上

  • カビが生えやすい
  • 藻が付きやすい

というものです。

さらに

  • 指を引っかけやすい

のもデメリットと言えます。冒頭で書いた「指を引っかけての骨折」はこういう複雑な構造のフロートで起こりやすいです。

より安全性を求めるなら

プール用具メーカーの三立が発売したフロートがオススメです。

2019年4月発売の非常に柔らかいフロートです。三立社がメーカーと共同開発したもので、従来の製品より格段に安全性が上がっています。

ひとつひとつのフロートが柔軟性に優れ、指が入ってもすぐに抜け、身体がぶつかっても衝撃を吸収してくれる構造になっていて、抜群の安全性を誇ります!また、カラーも5色あり、入場者の多いクラブ様におススメの商品です。

三立WEBサイトより

ただし、このフロートも完璧ではありません。

柔らかい代わりにコースロープ巻取器が使えない(使うとフロートが傷む)という点には注意が必要です。巻取器が使えないと長いコースロープが扱いづらくなります。

そのため、このコースロープは長さ50mではなく25mのものばかり購入されるそうです。

三立はメーカーなので直接販売はしていませんが、販売店である当社がほぼすべての製品を扱うことができます。

気になる製品がありましたら、見積も可能ですのでお問い合わせください。

→ 一般的な商品についてのお問い合わせ・お見積りフォーム

 

コースロープは耐久性や安全性が最重要

コースロープは価格による違いがなかなか見えづらく、予算に限りがあると安価なものを求めがちになります。しかし水気を吸った皮膚は柔らかく、プールはケガにつながりやすい現場でもあります。

買い換える際は価格だけでなく耐久性や安全性も御一考ください。

 

 

 

Last Update: 2021-05-30  

2021-05-30  製品ジャンル  
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